第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作『マリアを運べ』（睦月準也）好評発売中！
第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作『マリアを運べ』（睦月準也）が好評発売中です！ 試し読みはこちら
睦月準也、四六判並製
●あらすじ
17歳、無免許の運び屋・風子のもとに持ち込まれた新たな依頼は、東亜理科大医生物学研究所の研究員・志麻百合子が持ち出した開発中の医薬品と研究データを運ぶことだった。一度走った道を映像として覚えられる風子は、スバルのフォレスターに志麻を同乗させて長野県の諏訪を目指すが、道中で正体不明の一団の襲撃を受ける。卓越した運転技術で危地を脱した風子は、顔見知りの殺し屋・仁に護衛を依頼する。それぞれに暗い過去を抱えた三人の思いが交差するなか、志麻の口から語られた医薬品の正体は、この世界を根底から覆しかねないものだった……。ヤクザや某国のスパイなど様々な妨害工作をかわし、風子たちは諏訪湖にたどり着けるのか。そして、志麻に隠された本当の目的とは。第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。
試し読みはこちら
●選評より
・シンプルな筋書きですが、飽かせず読ませる力量 ―― 鴻巣友季子（翻訳家）
・『深夜プラス１』を思わせる設定でおもしろい ―― 杉江松恋（書評家）
・無茶振り的な期待と可能性を感じさせる新人 ―― 法月綸太郎（作家）
●既に絶賛の声が！
第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作の睦月準也著「マリアを運べ」を一気読み！審査員の杉江松恋さんが「“深夜プラス1”を思わせる」と書かれていたのと、主人公が”運び屋“なので、読んでみた。面白かった。まさに“深夜プラス1”だ。簡潔な文体、読みやすく、リズムも良い。17歳の少女の運び屋、共に… pic.twitter.com/RlFoL2BJWI
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) December 8, 2024
ゲームクリエイターの小島秀夫さんにもオススメいただきました！
『マリアを運べ』(早川書房) 睦月準也#読了
— りゅうせい (@s6bru_ryusei_kh) December 11, 2024
主題が『目的地に運ぶ』に尽きていて、圧倒的なスピード感で読ませる読ませる。
全体的に粗々しさはあるものの、却ってその豪放さが今後への期待を膨らませる。
個人的には、仁が今まで読んだ小説の登場人物の中でトップレベルにカッコよかった…。 pic.twitter.com/TV3k9GmK0f
睦月準也『マリアを運べ』を早川書房よりご恵投いただきました。
— 津久井五月 (@Tsukkuny) December 7, 2024
ぶっきらぼうな印象の登場人物と文章スタイルがクセになる、短めの長篇。裏社会の若き運び屋が時限付きの仕事を任され、様々な妨害をくぐり抜けていく話ですが、その「荷物」の正体がかなり風変わりでした……！ pic.twitter.com/3mKcReOEIG
『マリアを運べ』今読み始めましたけれども、セリフがめっっちゃかっこよくておすすめです！すげーかっこいい！おもしろーい🐕🐅🐕🐅🐕🐅
— 犬怪寅日子🐕いぬかいとらひこ🐅 (@eleinutiger) December 6, 2024
●書誌情報
書名：『マリアを運べ』
著者：睦月準也
2024年12月4日発売
本体価格：1,800円（+税）
ISBN：9784152103826