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学校では教えない、ロジカルに考える秘訣とは? 『問題解決力がつく数学プロブレム』に挑戦(第2問問題篇)

仕事にも役立つ数学的な考え方の極意が身につく、弊社近刊『問題解決力がつく数学プロブレム』のなかから、面白い問題を連続紹介しています。

第1問の歯ごたえはいかがでしたか? 本日は第2問の「問題」を紹介いたしましょう。こちらです。

第2問 ナイジェルの旅行先は?
 あなたにはナイジェルという友人がいる。イギリス在住で、ちょっと変わり者だ。彼は最近のアメリカ旅行のことを、こんなふうに話してくれた。
「ヒースロー空港からの直行便で、アメリカ本土48州の1つにある空港に飛んだ。その空港で車を借りて、2週間かけてアメリカ中を回ったよ。全行程を車で移動した。車を船や飛行機に積んだりしていない。アメリカ本土の48州から出てもいない。オハイオ川を1回だけ渡った。ミズーリ川を2回、ミシシッピ川を3回渡って、ロッキー山脈分水界を4回越えた。西海岸と東海岸のどちらにも行ったし、メキシコ湾にも行った。旅行の終わりでは、借りたときと同じ空港に車を返して、そこから直行便でヒースロー空港に戻った」
 ナイジェルがアメリカ旅行中に訪れたと確実に言える州が1つだけある。それはどこだろうか?
(熊谷玲美訳)

 どうして1州に絞れるんでしょう!? そもそも、これって数学? 日本の読者のみなさまには、アメリカの地図を参照しながらお考えいただければ。答えがわかったかたは、 ハッシュタグ、 #538jp をつけてツイッターでつぶやいてみてください。

解答は2月1日に公開の予定です。

問題解決力がつく数学プロブレム』(オリヴァー・ローダー編、熊谷玲美訳、予価1600円)は、弊社より2月下旬発売予定です(ここでご紹介する問題と解答が収録されますが、内容や文章は多少改変されることがあります)。

みんなにも読んでほしいですか?

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