ピュリッツァー賞、エドガー賞受賞、パク・チャヌク監督によるドラマ化決定の『シンパサイザー』続篇。『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン/上岡伸雄訳)12月16日木曜日発売のお知らせ。
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ピュリッツァー賞、エドガー賞受賞、パク・チャヌク監督によるドラマ化決定の『シンパサイザー』続篇。『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン/上岡伸雄訳)12月16日木曜日発売のお知らせ。

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早川書房では、12月16日、『革命と献身 シンパサイザーⅡ』(ヴィエト・タン・ウェン/上岡伸雄訳)を刊行いたします。ピュリッツァー賞や、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞などの賞を受賞、三十超の有力メディアで年間ベスト・ブックに選出され、パク・チャヌク監督、ロバート・ダウニー・Jr出演でドラマ化が決定している『シンパサイザー』の続篇です。ヴェトナム系アメリカ人作家のヴィエト・タン・ウェンの2作目の長篇小説となる本作『革命と献身 シンパサイザーⅡ』も、既に各メディアで2021年のベスト・ブックに選出されている話題作です。

あらすじ
 私、ボン、マンは、フランス植民地時代、寄宿学校で共に学び、義兄弟の契りを結んだ仲だった。私とボンは南ヴェトナム出身。マンは北ヴェトナム出身の共産主義者。1975年、ヴェトナム戦争終結後、南ヴェトナムの再興を目論見ながらも、アメリカで共産主義の同調者(シンパサイザー)としてスパイ活動をしていた私は、親友のボンとともに再びインドシナ半島へと渡る。しかし虜囚の身となり、かつて義兄弟だったマンによる再教育を受け、拷問の末、自らの出自と信念を引き裂く告白をした。
 ヴェトナム戦争終結から6年後。私とボンは難民としてパリに渡る。東洋人への差別に晒されながらも、資本主義の極みともいえる麻薬取引に身を染めて生きていた。しかしある日、かつて私とボンを再教育キャンプで拷問したマンもまた、パリにいることを知り──。

アメリカ《TIME》誌が選出する、2021年必読の100冊のうちの1冊に選ばれました。

《カーカス・レビュー》誌の2021年ベスト・ブックの「フィクション」部門でも『革命と献身 シンパサイザーⅡ』が選出されました。

ヴェトナム戦争後、南ヴェトナムの再起を目論みながらも、実は共産主義の同調者(シンパサイザー)、スパイとして、北ヴェトナムのスパイハンドラーと通じていた主人公の男。前作『シンパサイザー』では、サイゴン陥落後、主人公の男と親友がアメリカに逃げ、インドシナ半島に再度戻って捕まり、再教育を受けるまでのストーリーでしたが、今作『革命と献身 シンパサイザーⅡ』では、主人公の男と親友が、フランス・パリで難民として生活を始めるところからストーリーが始まります。花の都と称されるパリだけでなく、アジア系移民が多く生活するパリ13区やベルヴィルなど、パリのあまり知られていない一面や、東洋人への差別の描写などもリアルに描き出し、ヴェトナム戦争と植民地主義に翻弄されたものたちの非情な運命が胸に迫る傑作です。

著者ヴィエト・タン・ウェンについて
1971年ヴェトナム生まれ。1975年、サイゴン陥落後、家族とともに渡米。カリフォルニア大学バークレー校で英文学と民族研究を専攻し、英文学の博士号を取得。現在、南カリフォルニア大学教授。2015年に発表した初のフィクション長篇『シンパサイザー』は、ピュリッツァー賞、アメリカ探偵作家クラブ賞をはじめ、多くの文学賞を受賞。三十超の有力メディアの年間ベスト・ブックに選出された。2017年には短篇集The Refugees(日本語未訳)を発表。2018年には編者として『ザ・ディスプレイスト 難民作家18人の自分と家族の物語』(ポプラ社、2019年、山田文訳)を出版。ロサンゼルス在住。

前作『シンパサイザー』は、文庫版で好評発売中です。



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