激賞相次ぐ『木曜殺人クラブ』のご感想まとめ「ユーモアに富み、ラストは染みる」「愉快でユーモラス」「すんごい面白い」
○激賞相次ぐ！ 『木曜殺人クラブ』
刊行以来大好評の英国ミステリ『木曜殺人クラブ』（リチャード・オスマン／羽田詩津子 訳）。本作にお寄せいただいたご感想ツイートのリンクをまとめました。
9月発売予定のリチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』、プルーフをいただいたので一足早く読んだ。高齢者用施設を巡る殺人事件に犯罪捜査が趣味のじいさんばあさんが乗り出す。こいつらが実はすごい奴で……。これは面白いです。読むのが楽しいのなんの。また発売日が近づいてから感想言います。
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) August 17, 2021
プルーフを頂戴したリチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』を行き帰りで読了。妄想したことはないだろうか？ あの個性豊かな『火曜クラブ』の面々が町へ繰り出したら、どんなに愉快な大騒ぎになるか？ これはまさしくそんな本格ミステリ。愉快でユーモラス、しかも謎解きも見事！ 9月上旬発売予定 pic.twitter.com/0vvRUtlT3r
— 阿津川辰海 (@tatsumi2017) August 12, 2021
リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』（羽田詩津子訳／早川書房）。プルーフで一足お先に読了。ちょっと素敵な老人用施設の一室で未解決事件の謎を解く4人の男女。ある日施設の関係者が殺害される。70代チームは特殊技能と長年の人生経験を生かして犯人を突き止めることができるのか？ 楽しい！！ pic.twitter.com/Ccw209UEBu
— ♪akira (@suttokobucho) August 12, 2021
リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』（羽田詩津子訳／ハヤカワミステリ）がとっても楽しかったので、文中に出てくるレモン・ドリズル・ケーキを初めて作ってみました。なにこれ美味しい！！（感動）これを食べながら再読するのです（ワクワク）。右写真はアイシングかける前のケーキ。 https://t.co/XUJQvs8Mm6 pic.twitter.com/zNocUof3Gb
— ♪akira (@suttokobucho) September 4, 2021
本が届いた。今日はいい日だ。老人たちが謎を解く、リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』（羽田詩津子訳／早川書房）。プルーフコピーで読みましたが、すんごい面白いですよ。ポケミスでは珍しいカバー装（左）。映像化カバー以外にカバー装ポケミスって、これまでありましたっけ？右は本体。 pic.twitter.com/4ks53ihZyU
— 北原尚彦＠『初歩からのシャーロック・ホームズ』発売中 (@naohikoKITAHARA) September 2, 2021
ポケミスの新刊、リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』（羽田詩津子氏訳）をご恵贈いただきました。ありがとうございます。高齢者施設の住人たちによる、未解決事件の調査を趣味とするクラブ。施設関係者の死をきっかけに真相究明に乗り出すが。『火曜クラブ』を連想させる題名に期待が高まります。 pic.twitter.com/M4mt5eF3wV
— 大山誠一郎 (@oyama_seiichiro) September 3, 2021
リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』（ハヤカワ・ミステリ）読了。高齢者施設の入居者たち（キャラが立ちまくり）による、未解決事件の捜査を趣味とするクラブが、リアルタイムの事件の捜査に乗り出します。にぎやかで饒舌な捜査を楽しみつつ、「老いること」と「時の流れ」が深く心に残りました。
— 大山誠一郎 (@oyama_seiichiro) September 11, 2021
版元さんに送っていただいたプルーフ版、やっと読む時間がれました。もたもたしてるうちに製品版も発売されちゃいましたね(^^;;; 評判通り面白かったです。でもお年寄りの推理ごっこ、というのとはだいぶ違う、かなりいりくんで絡まりあった事件の謎の向こうにはビターな味わいが。#木曜殺人クラブ pic.twitter.com/ZpsCxeL4oT
— 柴田よしき (@shibatay) September 6, 2021
『木曜殺人クラブ』を読みました。帯のキャッチは"現代のミス・マープルたちが難事件に挑む"。魅惑の響きです。引退者用高級施設、クーパーズ・チェイスの経営者が殺害される。未解決事件の検証を趣味とする「木曜殺人クラブ」の面々は調査に乗り出すが…。老獪、演説癖、学究肌、筆まめ…長い人生を→
— 笛吹太郎 (@fuehuki) September 5, 2021
生きてきた彼女ら彼らは一筋縄でゆかない曲者ばかりで、手練手管をつくして警察を巻き込み事件の内奥に分け入ってゆく様が愉快です。ほのかな皮肉を効かせたユーモラスな筆致も心地よく、真相には苦みがある。楽しくてやがて哀しい、いい推理小説でした。続編も用意されているようで今から期待大です。
— 笛吹太郎 (@fuehuki) September 5, 2021
リチャード・オスマン著「木曜殺人クラブ」。ミス・マープルの“火曜クラブ”風“老人探偵団”とでも言おうか。この引退者用施設に集う個性豊かな最強老人らが警察捜査の先回りをし、彼らを翻弄する様は痛快であり、格好良い。犯人探しもさる事ながら、テンポよく読めせ、ユーモアに富み、ラストは染みる。 pic.twitter.com/dV4VHLezt9
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) August 14, 2021
リチャード・オスマン著「木曜殺人クラブ」をいただきました。ありがとうございます！おお、美しい！あれっ？！ポケミスなのにビニールカバーがない！しかも表紙デザインがいつもと違う？とカバーをめくるといつもの感覚が！！事前にプルーフで読んだので、この本の面白さは保証します。おすすめです。 pic.twitter.com/yVRHPbKMNH
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 2, 2021
リチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』読了。プルーフ版で、一足お先に読ませてもらいました。老人たちが人生の終わりを静かに、あるいは騒がしく（作中ではこっちが大勢）待つ場所、クーパーズ・チェイスを舞台に起こる人生の総決算のような殺人劇。楽しいミステリでした。
— 小野家由佳 (@timebombbaby) August 19, 2021
読みました！ 落ち着いた展開なのに本を下に置けない。この作品の形容詞は「あたたかい」。登場人物の発言や独白や日記の描写も、辛辣だったり鋭かったりするのに、でもあたたかい。そして木曜殺人クラブのメンバー以上に印象深いのがクリスとドナ。特にクリス。「木曜殺人クラブ」@Hayakawashobo pic.twitter.com/QGG36SylcD
— 貝谷郁子（ONLINE料理レッスン/イタリアン・和イタリアン） (@kai_cucina) September 6, 2021
普通、斜めに書影を撮る時は、背表紙を入れます、もちろん。この写真だけ違うのは、ハヤカワミステリだから！「黄色」を入れたかったのです。これ、ビニール（というのか）カバーがないけれど、黄色は不変。
— 貝谷郁子（ONLINE料理レッスン/イタリアン・和イタリアン） (@kai_cucina) September 7, 2021
○書誌情報
現代のミス・マープルたちが難事件に挑む謎解きミステリの傑作！
イギリスの引退者用施設、クーパーズ・チェイス。かつての修道院を中心に現代的な建築物が立ち並ぶこの施設では、敷地内の墓地と庭園を開発して新たな棟を建てようとする経営者陣に、住人たちが反発していた。そんな中、元警官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルをもとに、未解決事件の調査を趣味とする老人グループがあった。その名は〈木曜殺人クラブ〉。一癖も二癖もあるメンバーばかりの彼らは、施設の経営者の一人が何者かに殺されたのをきっかけに、事件の真相究明に乗り出すことになるが――
■タイトル：『木曜殺人クラブ』
■著訳者：リチャード・オスマン／羽田詩津子訳
■本体定価：2310円（税込）
■レーベル：ハヤカワ・ポケット・ミステリ