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アメリカ探偵作家クラブ賞ほか2冠! アリッサ・コール『ブルックリンの死』3/16発売!

ハヤカワ・ミステリ文庫より発売されたアリッサ・コール『ブルックリンの死』は、2021年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペイパーバック賞とストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞の2冠に輝く話題作です。都市再開発による高級化(ジェントリフィケーション)の問題を背景に語られていく物語で、「『裏窓』『ゲット・アウトの遭遇だ」と絶賛されている本作。ヒッチコック監督の名作映画『裏窓』と黒人主人公にふりかかる悪夢を描いたホラー映画『ゲット・アウト』との「遭遇」とは……? 気になった方、ぜひ手にとってみてください!

褐色砂岩の由緒ある住宅が並ぶブルックリンの一角。ここで育ったシドニーは、古くからの隣人がつぎつぎと新しい住民に入れ替わっているのに気づく。そんな中、彼女は地域の歴史探訪ツアーを新住民のセオと企画することになる。街の歴史を調べるうちに明らかにされたさらなる不穏な状況は、偶然と妄想の産物か、それとも危険な陰謀か。その驚くべき真相とは――都市再開発の負の側面を背景に描いたエドガー賞受賞スリラー。

【著者紹介】 アリッサ・コール (Alyssa Cole)
歴史もの、現代もの、SFものなど幅広いジャンルのロマンス小説で受賞歴もあるアフリカ系アメリカ人作家。2018年に出版した A Princess in Theory はニューヨーク・タイムズ紙が選ぶこの年注目の100冊に挙げられた。初のスリラー作品となる2020年刊行の本書『ブルックリンの死』は、2021年アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペイパーバック賞やストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞を受賞したほか、ニューヨーク・タイムズとUSAトゥデイのベストセラーリストに入るなど好評を博している。

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アリッサ・コール『ブルックリンの死』 唐木田めぐみ訳
When No One Is Watching
 
 装画:草野碧 装幀:早川書房デザイン室
  ハヤカワ・ミステリ文庫  2022年3月16日刊行 1408円(税込)


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