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秋の夜長に読み通せ! 早川書房2019~2020ミステリ総ざらいPart1

一気に気温が下がりましたね! 手汗でページがぴろぴろすることも少なくなります。さあさ、読みましょう読みましょう。

ステイホーム読書の秋に、早川書房が誇る上質なミステリはいかが?
2019年11月から今月発売の新刊まで、この1年間で刊行された作品を担当編集者のコメントと共に一挙ご紹介いたします。

Part1では、2019年11月から2020年4月までに刊行された作品をご紹介いたします。2020年5月以降の作品はPart2をご覧ください!


2019年11月


熊の皮

『熊の皮』 
ジェイムズ・A・マクラフリン/青木千鶴訳
ポケミス 本体価格1,900円+税

密猟者と街の荒くれ者と麻薬カルテルの暗殺者を相手に孤高の闘いを挑む自然保護区管理人。味方は大自然の動物たちだけ! ちょっと荒々しいどうぶつの森を読書体験できるアメリカ探偵作家クラブ賞新人賞に輝いた冒険ノワールです。



2019年12月

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『55』
ジェイムズ・デラーギー/田畑あや子訳
ミステリ文庫 本体価格1,160円+税

どちらが54人も殺した連続殺人鬼なのか? 警察署に駆け込んだ二人の男は、お互いに、自分が被害者で相手こそが自分を55番目の犠牲者にしようとした犯人だと主張する。結末を誰かと話さずにはいられないノンストップ・サスペンス!



流れは、いつか海へと

『流れは、いつか海へと』
ウォルター・モズリイ/田村義進訳
ポケミス 本体価格1,900円+税

傷をかかえる私立探偵の闘いを、巨匠がさすがの巧みな筆致で渋く描いたハードボイルド。主人公を慕う極悪人の時計職人メルカルトとの一風変わったバディぶりも楽しい、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。



ミレニアム上下

『ミレニアム 6─死すべき女 上・下』
ダヴィド・ラーゲルクランツ/ヘレンハルメ美穂・久山葉子訳
単行本 本体価格各1,500円+税



2020年1月

生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人


『生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人』
アンドリュー・メイン/唐木田みゆき訳
ミステリ文庫 本体価格940円+税

いま世界で最も破天荒な探偵が帰ってきた! 今度は3Dバーチャル空間から登場だ! 連続誘拐殺人鬼〈おもちゃ男(トイ・マン)〉を生物学を駆使して狩り立てろ! もはや予測不能のセオ・クレイの型破りの捜査から目が離せない、驚嘆のシリーズ第二作。



ただの眠りを

『ただの眠りを』
ローレンス・オズボーン/田口俊樹訳
ポケミス 本体価格1,700円+税

座頭市ばりの仕込み杖をつきながら、とぼとぼとメキシコの地を行く私立探偵フィリップ・マーロウが登場すると言ったらあなたは信じますか? アンビリバボー? マーロウ75歳。老境です。



2020年2月

七つの墓碑

『七つの墓碑』
イーゴル・デ・アミーチス/清水由貴子訳
NV文庫 本体価格1,180円+税

あらかじめ刻まれた墓碑銘。恐喝犯、売人、殺人犯――そこに名前を刻まれた者が順番に殺されていく。次に殺されるのは? 『パードレはそこにいる』著者絶賛。イタリア刑務警察警視長が描くクライム・サスペンス。



チェーン上下

『ザ・チェーン 連鎖誘拐 上・下』
エイドリアン・マッキンティ/鈴木恵訳
ミステリ文庫 本体価格780円+税

お前の娘を誘拐した。返してほしければ他人の子供を誘拐しろ――被害者から加害者に転じてしまったシングル・マザーに襲い掛かる、あまりに凄絶な誘拐の連鎖を、名手マッキンティがスリリングかつスピーディーに描いたサスペンス大作! ウィンズロウ、キング、ホロヴィッツ激賞! 上下巻一気読み絶対保証!



白い悪魔

『白い悪魔』
ドメニック・スタンズベリー/真崎義博訳
ポケミス 本体価格1,900円+税

とある理由で故郷アメリカを逃げるように去り、ローマで暮らしている若く美しい女性ヴィッキー。彼女は名門貴族の政治家に近づくが……。欲望と猜疑に満ちた不穏な世界を幻惑的に描くサスペンス。ハメット賞受賞作。



夕陽の道を北へ行け

『夕陽の道を北へゆけ』
ジャニーン・カミンズ/宇佐川晶子訳
単行本 本体価格3,100円

幸せな書店主リディアの日常は、家族16人を殺されて一変した──。メキシコ・アカプルコからカルテルに追われてアメリカを目指す母と息子の逃避行。「明日を生きて迎える」ことの壮絶さと、息子ルカのいじらしさに胸が震えます。


2020年3月

狙撃手リーパー_ゴースト・ターゲット

『狙撃手リーパー ゴースト・ターゲット』
ニコラス・アーヴィング、A・J・タタ/公手成幸訳
NV文庫 本体価格1,140円+税

アフガニスタンで負傷し帰国したレンジャー部隊最高のスナイパーを巨大な陰謀が襲う! 米軍の伝説のスナイパーが自ら執筆した迫真の大型アクション。



もし今夜ぼくが死んだら、

『もし今夜ぼくが死んだら、』
アリソン・ゲイリン/奥村章子訳
ミステリ文庫 本体価格1,260円+税

なぜ少年はフェイスブックに自殺を仄めかす投稿をしたのか? 時は遡り、嘘と秘密に満ちた五日間が語られていく――暴力、いじめ、SNSでのバッシング。中核にある轢き逃げ事件の真相とは? アメリカのスモール・タウンの暗部を暴きだす、現代ミステリの最前線。



探偵コナン・ドイル

『探偵コナン・ドイル』
ブラッドリー・ハーパー/府川由美恵訳
ポケミス 本体価格1,800円+税

シャーロック・ホームズ譚を書き始めたばかりの若きドイルと、ホームズのモデルになったドイルの恩師・ベル博士、さらに下町に詳しく荒事に強い女性作家が捜査チームを結成。世界発の劇場型犯罪者といわれる切り裂きジャックとの対決やいかに!



ザリガニの鳴くところ

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ/友廣純訳
単行本 本体価格1,900円+税

上半期海外文学いちばんの話題作! 厳しくも優しい湿地の自然に抱かれて生きのび、理不尽から自分を取り戻すために立ちあがる主人公の少女カイアの目を通して、あなたも物語に入りこんでしまうはず。


レッドメタル上下

『レッド・メタル作戦発動 上・下』
マーク・グリーニー、H・リプリー・ローリングス4世/伏見威蕃訳
NV文庫 本体価格980円+税

世界の覇権を狙うロシアの最新鋭機甲部隊がポーランドに進攻。さらにアフリカのレアメタル鉱山に向けて出撃する! この危機に各国の精鋭たちが立ち向かうが。『暗殺者グレイマン』の著者が描く興奮作。



弁護士ダニエル・ローリンズ

『弁護士ダニエル・ローリンズ』
ヴィクター・メソス/関麻衣子訳
ミステリ文庫 本体価格1,060円+税

ダニエルのキャラクターが良いのです。バツイチで飲んだくれのモテ美人なお人好し。二日酔いで出廷し、虎の首を持ち出し、ベーカリーでおしっこをオーブンにひっかけるぞと脅す……いや、理由があるのです。そして障害のある黒人少年の弁護を通し、社会の差別と対峙していきます。読むとスカッとして元気が出ること請け合いです。



最悪の館

『最悪の館』
ローリー・レーダー゠デイ/岩瀬徳子訳
ポケミス 本体価格1,900円+税

不眠に悩まされるイーデンは、亡き夫が生前予約していた宿泊施設を訪れる。だがそこには先客のグループが滞在していて……。突然起きた殺人事件がドロドロに錯綜した人間関係を露わにする。そして待ち受ける意外なラスト――フーダニットの秀作にしてアンソニー賞受賞作。


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ありがとうございます!今日のおすすめは『三つ編み』です。
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