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小説『リーマン・トリロジー』刊行。リーマン・ブラザーズ創業者一族の栄枯盛衰を描く巨篇!

長篇小説『リーマン・トリロジー』(原題Qualcosa sui Lehman、飯田亮介訳)を8月中旬に早川書房から刊行します。著者は、イタリアの小説家、エッセイスト、脚本家のステファノ・マッシーニです。

リーマン・ブラザーズ創業者一族の栄光と衰退を三代にわたって追いかけながら、アメリカの野望と傲慢の物語をつづる長篇小説。サム・メンデス演出の演劇『リーマン・トリロジー』は、日本でもたいへん話題になりましたが、本書はその原作です。

◉演劇版『リーマン・トリロジー』

◉演劇版、再上映決定! NTLive2021 アンコール夏祭り

NTLive2021 アンコール夏祭りの一環として、演劇版「リーマン・トリロジー」が映画館シネ・リーブル池袋で、2021年8月6日、8日、10日、12日上映予定! 詳細は、ナショナル・シアター・ライブ公式サイトをご覧ください。

◉あらすじ

成功を夢見て米国に渡ったヘンリー青年。彼の小さな店は、弟とその子らの手でみるみる拡大、利益のためなら祖国すら犠牲にして膨らんでゆく。そして破綻――。リーマン・ブラザーズ創業者一族の視点から描く、野望と破滅の三代記。イタリアの文学賞に輝く長篇小説

内容も壮大ですが、日本語版はA5判2段組で750ページを超えるボリューム。まさに「巨篇」と呼ぶのがふさわしい作品です。

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英語版

◉著者紹介

ステファノ・マッシーニ_small

ステファノ・マッシーニ Stefano Massini

1975年生まれ。小説家、エッセイスト、脚本家。本書『リーマン・トリロジー』を含めて、作品は24言語に翻訳され、アカデミー賞監督サム・メンデスなどにより舞台化されている。本書は、近年イタリアで出版された小説のうち、最高の評価を受けた作品の一つであり、数々の文学賞を受賞した。

◉訳者略歴

飯田亮介(いいだ・りょうすけ)
イタリア文学翻訳家。訳書に『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ、『ナポリの物語』(全4巻)エレナ・フェッランテ、『老いた殺し屋の祈り』マルコ・マルターニ、他多数。

◉予約受付中


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