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自分の頭で考え、行動するために。『問題解決力がつく数学プロブレム』に挑戦(第6問問題篇)

弊社から刊行されたばかりの『問題解決力がつく数学プロブレム』(オリヴァー・ローダー編、熊谷玲美訳)より、珠玉の難問の数々をご紹介しております。私が愛読する『Q.E.D.iff ―証明終了―』の天才燈馬君なら瞬殺かもしれませんが、なかなか手ごわいですよ。解ければもちろん気分爽快ですが、あれこれ考えるだけでも身になることうけあいです。

では、第6問を紹介しましょう。こちらです。

第6問 スマートフォン落下耐久性実験
 あなたはあるテクノロジー企業で、とても高いところから落としても壊れないという触れ込みの最新スマートフォンの開発を担当している。会社側はその製品コマーシャルで、「ビルの○○階の高さからの落下にも耐えられる」とアピールしたいと考えている。
 あなたは、支給された2台のスマートフォンを、100階建てのビルの好きな階から1台ずつ落とす実験ができることになった。落としても壊れなかったら、それを拾ってもう一度実験に使う。ただし2台とも壊れてしまったら、代わりのスマートフォンはもらえない。
 2台のスマートフォンを使う場合、落下させても壊れない最高階を正確に求めるには、少なくとも何回落とす必要があるだろうか(最上階から落としたら壊れることはわかっていると仮定する)? 100階建てではなく、1000階建てのビルだったらどうなるだろうか?
(熊谷玲美訳)

解けた、と思われるかたは、ハッシュタグ #538jp をつけてツイッターでつぶやいてみてください。解答は3月1日に公開の予定です(もちろん、本をご購入いただければ答えもご覧いただけます!)。お楽しみに。

問題解決力がつく数学プロブレム』(オリヴァー・ローダー編、熊谷玲美訳、本体1600円+税)は、早川書房より好評発売中です。

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