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『ベルリンに堕ちる闇』ナチス政権下のドイツで起こる殺人事件を描いた傑作歴史ミステリが刊行!

ベルリンに落ちる闇_帯

来る11月17日、早川書房のハヤカワ・ミステリ文庫より本国で激賞を受けた歴史ミステリ『ベルリンに堕ちる闇が刊行されます!

◎あらすじ

1939年、ベルリン。自らの信条によってナチス・ドイツへの入党を拒否している元レーシング・ドライバーの警部補ホルスト・シェンケは、元女優である党幹部の妻が殺された事件の捜査を命じられる。どの派閥にも属さない彼は、一歩間違えれば党内の勢力図を変えかねないこの事件を調査するのに適任だった。だが、捜査を進めていくうちに、もう一つの事件が起こり……。第二次世界大戦下のベルリンを描き出した歴史ミステリ。

◎アンソニー・ホロヴィッツ激賞の傑作歴史ミステリ!

戦争という闇に包まれ、夜間空襲に備えるために灯火管制が行われている、まさしく暗黒時代のドイツ。そんな中で起こった殺人事件と、それを捜査するクリミナルポリツァイ(重大犯罪捜査専門の舞台)の警部補であるホルスト・シュンケの活躍を描いた本作は、『カササギ殺人事件』の作者にして、『刑事フォイル』などの戦争期のイギリスを舞台にしたミステリ・ドラマの脚本を手掛けるアンソニー・ホロヴィッツから「冷たく張りつめている、心をつかむ物語だ」と激賞されています

◎著者紹介

サイモン・スカロウ

英国ノーフォーク在住の作家。歴史の教師として教壇に立った後、2000年に作家デビュー。第二次世界大戦下のギリシャを描いた歴史小説などを書いて人気を博す。今作は自身初のミステリ。

サイモン・スカロウ氏のWebでのインタビューによると、現在、今作に続く第二作目を構想中とのこと。
ナチス政権下のドイツを描く重厚な歴史ミステリである本書をお見逃しなく!

【書誌情報】

■タイトル:ベルリンに堕ちる闇
■著訳者:サイモン・スカロウ/北野寿美枝訳
■定価:1,562円 ■ISBN: 9784151848018
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
※書影等はAmazonにリンクしています。


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