「めがねをかけたプリンセスの物語が見たい!」11歳の女の子が作った絵本『ローズ姫と黄金のめがね』刊行決定(ハヤカワ・ジュニア・ブックス)
見出し画像

「めがねをかけたプリンセスの物語が見たい!」11歳の女の子が作った絵本『ローズ姫と黄金のめがね』刊行決定(ハヤカワ・ジュニア・ブックス)

ハヤカワ・ジュニア・ブックスは、めがねをコンプレックスに思う子どもをエンパワメントする絵本『ローズ姫と黄金のめがね(仮)』を、10月中旬に刊行します。

画像1

原書「Princess Rose and the Golden Glasses」


イギリス在住の著者ロウリー・ムーアさんは、11歳の春に本書を出版しました。
刊行のきっかけは、9歳の頃に映画会社宛に書いた手紙でした。

わたしは美しいプリンセスたちが大好きです。
でも、めがねをかけたプリンセスはひとりもいません。
めがねをかけたわたしは美しくないのかと思ってしまいます。
わたしと同じように悲しむ子のためにも、
どうかめがねをかけたプリンセスを作ってください。

この手紙を母親がネットにアップすると瞬く間に話題になりました。
ロウリーさんの手紙は共感を呼び、ラジオやテレビの取材も相次ぎました。

映画会社から返事はありませんでしたが、多くの人が手紙に共感しました。
イラストレーターのナタリー・オーウェンさんもそのひとりです。
ロウリーさんがめがねのプリンセスの物語を考えていると知ったナタリーさんは、物語を絵本にしようともちかけました。

それから1年半かけてできあがったのが、『ローズ姫と黄金のめがね(仮)』です。

画像2

めがねをコンプレックスに思うプリンセスが冒険の末に「本当の美しさ」に気づく物語には、「あなたはあなたのままでいい」「めがねをかけたあなたは美しい」というメッセージが込められています。

本書は2020年7月頃に日本のTwitterやテレビ番組でも大きな話題になりました。

日本の子ども向けアニメにも、めがねをかけたプリンセスや魔法少女はなかなか登場しません。
自分と似た外見のお姫様に出会いたいと願う日本でくらす子のために、早川書房から本書を翻訳出版いたします。

書誌情報
『ローズ姫と黄金のめがね(仮)』
ロウリー・ムーア 文/ナタリー・オーウェン 絵/中井はるの 訳
2021年10月中旬刊/価格未定

訳者の中井はるのさんは、遺伝子疾患で変形した顔をコンプレックスに思う男の子が 主人公の児童書『Wonder ワンダー』や、からだの自己決定権や人を尊重することの 大切さを書いた読み物『子どもを守る言葉「同意」って何?』などの翻訳を手掛けています。

noteにて内容紹介などをおこないますので、ぜひご注目ください。

ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!
早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/