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【重版決定】『ザリガニの鳴くところ』しらこさんによる美しい装画の原画を公開【好評発売中】

ザリガニの鳴くところ

全米700万部突破、日本でも早川書房より発売中の小説、ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』。重版も決定し、多くの方々のご注目を頂いています。
物語の面白さはもちろんのこと、じつは本作、装画や装幀も、「とにかく世界観に合っていて美しい!」とご好評いただいております。装画には、物語の舞台である、ノースカロライナ州の豊かな湿地が描かれています。
湿地を描いてくださったのが、しらこさん。書籍装画やCDジャケットなどを数多く手がけ、2020年2月には初の個展「ひとりでも楽しい」を開催した、人気のイラストレーターです。この記事では、しらこさんと、しらこさんによる美しい装画の原画をご紹介します。


○プロフィール

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しらこ
岐阜県生、東京都在住。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画と色彩理論を学ぶ。現在は書籍の装画を中心に活動中。青山塾イラストレーション科 第21期修了。
ホームページ https://rakoshirako.com/all
Twitter @Rakoshirako
Instagram @rakoshirako


○装画について

『ザリガニの鳴くところ』のためにしらこさんが描きおろしてくださった装画が、こちら。

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朝焼けとも夕焼けともつかない、湿気をはらんだ橙色の光に包まれた湿地の水辺に、ボートに乗った少女がぽつんとひとり。作中では、この湿地にオオアオサギが佇み、ホタルやウスバカゲロウが舞い、貝類やカニなど、たくさんの水生生物が息づいています。

どんどん描きこまれていく様子がわかる、制作過程のGIFもあります。

ザリガニ_制作過程

「自然の描写がきめ細かくて、主人公と一緒に湿地に暮らしているような気持ちになりました」(しらこさんTwitterより)


書店で見つけたら、ぜひ装画にもご注目を。カバーを眺めて、どこか遠く、湿地の果てにある「ザリガニの鳴くところ」に思いを馳せてみてくださいね。

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ザリガニの鳴くところ

ディーリア・オーエンズ/友廣純訳 『ザリガニの鳴くところ』
四六判並製 本体1900円+税
早川書房より大好評発売中


北上次郎さんによる早出し版「勝手に文庫解説2」
河出真美さん(梅田 蔦屋書店)によるレビュー
翻訳者・友廣純さんによるあとがき
本文試し読み
◎書店員さんによる熱いPOP・店頭大展開

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