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「異常」を体験せよ。文庫版には、斜線堂有紀氏の解説、登場人物表の挟み込みあり!『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳、ハヤカワepi文庫)好評発売中

衝撃の展開と真っ赤なカバーで、2022年(単行本刊行時)に話題となった『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳)。2024年12月4日から、手に取りやすい文庫版を好評発売中です!

『異常【アノマリー】』
エルヴェ・ル・テリエ、加藤かおり訳
好評発売中(紙・電子)、ハヤカワepi文庫

ところで、本書は「衝撃の展開」ゆえに、内容をあまり紹介できません。でも、中には、「いま読んでいる小説がどんなものなのか、自分が何を読んでいるのかがわかっていないと読み進めにくい」と、感じる方もいるかと思います。

そこで、文庫版では、解説と登場人物表(本に挟むタイプ)をつけました。

◉斜線堂有紀氏の解説

まずは解説です。小説家の斜線堂有紀さんが、この異常な体験を読み進めていくのにぴったりな案内をしてくれます。ちなみに、解説は文庫版の497ページからはじまります。
解説の前半では、本書の読み方をネタバレせずにガイドしています。もし、本書を読みながら、つまずくことがあったら、この前半部分をチェックしてみてください。
解説の後半では、核心に触れつつより深い読解をしています。「※ここからは既読者向けの解説です」という注意の見出しがあります。

なお、編集担当者は、斜線堂さんの解説を読んだとき、何度も読んだ本文から新しい発見と読み方を得られて感激したほどです!

◉登場人物表の挟み込み

群像劇でもある『異常【アノマリー】』。キャラクターを確認しながら読み進めやすくするために、簡単な登場人物表を本に挟み込んでいます。こちらです!

本に挟み込んである登場人物表

電子書籍派のかたは、こちらのPDFをお使いください!


ぜひ、『異常【アノマリー】』体験に挑戦してみてください。

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