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全米絶賛! 本をめぐるミステリアス・ファンタジー『血の魔術書と姉妹たち』刊行!

世界の理を揺るがすような魔法を使うことができる本を託されたなら……? 血のインクで綴られた魔術書に導かれて、バラバラだった姉妹が再会したとき運命の歯車が動き出す……!『本』をモチーフにしたドラマティックなファンタジーをお届けします! 正反対の姉妹、数百冊の魔術書、魔法、呪い、血、インクなどのキーワードにピンときた方、絶対におすすめです。

『血の魔術書と姉妹たち』
Ink Blood Sister Scribe (2023)
エマ・トルジュ=著/田辺千幸訳
装画:Naffy
装幀:鈴木久美

血のインクで綴られた本に導かれ、
再会した姉妹の運命が動き出す。


バーモント州の片田舎に屋敷を構えるカロテイ家は、祖父の代から収集した魔術書を守って暮らしてきた。
本に記された、命を奪ったり火を放ったりするような数々の魔術は世界の理を揺るがすもので、魔術書を手に入れ、その力を手にしたいと狙う人間が後を絶たなかった。
カロテイ家の異母姉妹、エスターとジョアンナは、父エイブとともに、本を守る結界の呪文が張られた家でひっそりと隠れ暮らしていたが、魔術が効かない姉エスターは家を離れ、各地を転々とする生活を送るようになる。いっぽう、父の死後、魔術を使う力を父から受け継いだ妹のジョアンナは家に閉じこもり、魔術書と生きる生活を続けていた。
だがエスターに魔術書を狙う者の魔の手が迫り、それをきっかけに姉妹は再会し、魔術書をめぐる陰謀渦巻く世界に足を踏み入れることになる――

〈ニューヨーク・タイムズ〉紙が選ぶ「2023年ベストSF&ファンタジー」の一冊に選ばれた、秘密の書物と姉妹をめぐるミステリアス・ファンタジー。

本作は著者エマ・トルジュのデビュー作。トルジュはモンタナ大学ミズーラ校で修士号を取得、〈アンカニー〉〈ライトスピード〉〈ストレンジ・ホライズン〉などのSF雑誌に短篇を掲載したのち、本作を執筆しました。

(c) Maxwell Collyard(禁転載)

刊行されると本作はたちまち話題に。各メディアで取り上げられ、絶賛を浴びました。
★米〈ニューヨーク・タイムズ〉紙が選ぶ「2023年ベストSF&ファンタジー」の一冊に選出!
★同「100 Notable Books of 2023」の一冊に選出!
★アメリカを代表する情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」のブッククラブイチオシ本として紹介!
★英〈サンデー・タイムズ〉紙のベストセラーリスト入り!

ページをめくる手が止まらなくなる、リーダビリティ爆高ファンタジーです! 涼しいお部屋の中でじっくりミステリアスな世界観をお楽しみください。