2019年のベストSFランキング第1位の伴名練『なめらかな世界と、その敵』より斜線堂有紀さんによる解説を一部公開します。心の隔たりと繋がりをめぐる奇跡の傑作集。
■書誌情報
『なめらかな世界と、その敵』
伴名 練
文庫本/価格:880円(税込)/4月20日発売
■著者紹介
伴名練
1988年生まれ。京都大学文学部卒。2010年「遠呪」で第17回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。
同年『少女禁区』で作家デビュー。2019年に本書の単行本版でベストSF2019投票の国内篇第1位を獲得。編著に《日本SFの臨界点》、大森望との共編『2010年代SF傑作選1・2』がある。
■斜線堂さんが解説で言及していた作品はコチラ
『日本SFの臨界点[怪奇篇]ちまみれ家族』
『日本SFの臨界点[恋愛篇]死んだ恋人からの手紙』