唐十郎1_帯

19年2月、窪田正孝出演「唐版 風の又三郎」にあわせて、唐十郎の傑作アンソロジーがハヤカワ演劇文庫から発売!

2019年2月~3月に、渋谷のBunnkamuraシアターコクーンと、大阪の森ノ宮ピロティホールで上演される『唐版 風の又三郎』(出演=窪田正孝、柚希礼音)。
上記公演に合わせて早川書房から、『唐版 風の又三郎』を含む唐十郎の傑作アンソロジーを発売します。

『唐十郎Ⅰ 少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声』(ハヤカワ演劇文庫)

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唐十郎◎著/432ページ
2019年2月6日発売

〔本書の内容〕
・「少女仮面」
1969年に早稲田小劇場(演出=鈴木忠志)で初演。翌年、第15回岸田國士戯曲賞を受賞。「特権的肉体論」が展開する唐十郎の初期の代表作。

・「唐版 風の又三郎」
1974年に状況劇場で初演。根津甚八、李麗仙、小林薫らが出演。宮沢賢治の『風の又三郎』、ギリシャ神話、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』、さらに初演の前年となる73年に起った「自衛隊機乗り逃げ事件」などをかけあわせた、民衆の「神話」ともいえる作品。

・「少女都市からの呼び声」
1989年状況劇場初演。1993年文化庁芸術祭賞受賞。1969年の『少女都市』の流れを汲む、唐十郎の代表作の一つ。

1960年代、70年代、80年代の唐十郎の代表作三篇を一挙収録する、豪華アンソロジーです。発売をどうぞお楽しみに。


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