ハヤカワ国内フィクション

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『君の話』刊行記念 三秋縋インタビュウ

※本記事は2018年、単行本刊行時のインタビューとなります。

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――まずは、『君の話』という物語がどのようにして生まれたかをお教えください。

三秋 早川書房から執筆のご依頼を受けたとき、最初はまったく別の物語を考えていたんです。主人公は何者かに襲われてLIS(Locked-in Syndrome)になった少年で、数年間ずっと寝たきりで暗闇の中にいたのだけれど、ある日BMI(Brai

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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一度も会ったことのない幼馴染がいる。三秋縋『君の話』冒頭試し読み

単行本版の刊行から続々と重版を続け、10~20代の読者から、静かに熱狂的な支持を受ける話題作『君の話』。その冒頭部分を公開いたします。

俺たちはな、ただ名前ばかりがシャボン玉のように膨らんだ、夢幻の恋人に恋焦がれている。
 さあ、受け取れ。この偽りを、真実に変えるのは君だ。
――エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』(渡辺守章訳)

01 グリーングリーン 一度も会ったことのない幼馴染

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