ハヤカワ国内フィクション

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ノート

SF最大のタブーに挑む問題作。未成年型セックス用アンドロイドの少年を愛することは、合法か? それとも犯罪か? 山本弘の長篇 『プラスチックの恋人』冒頭、衝撃の特別公開!

プロローグ

 男性ゲストをお送りするため、廊下に通じるドアのところまで歩いていき、ノブに手をかけようとしたら、ドアの横のパネルが赤く明滅した。〈他のゲストの方が通路を利用中です〉という表示が出る。ドアは自動でロックされたままだ。
「ああ、他の方が移動されているところですね。しばらくお待ちください」
 ゲストを不必要に不安にさせないよう、ボクは〈どうってことありませんよ〉モードのメッセージを〈やや

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