ハヤカワ国内フィクション
第10回アガサ・クリスティー賞関連作揃い踏み!
第10回アガサ・クリスティー賞の受賞作及び惜しくも受賞を逃した候補作のひとつが出版されましたので、ここで改めてご紹介させてください!
【大賞】受賞作
『地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険』
そえだ 信
早川書房 46判並製
1700円+税
掃除じゃない、捜査だ! 受賞直後から「掃除機ミステリ」という前代未聞のパワーワードで話題を呼んだ、そえだ信氏の第10回アガサ・クリスティー賞大賞受
【アガサ・クリスティー賞】そえだ信さん、宮園ありあさん、十三不塔さん、竹田人造さん、受賞おめでとうございます!【ハヤカワSFコンテスト】
2020年11月20日。例年通りであれば本日は、アガサ・クリスティー賞とハヤカワSFコンテスト両賞の授賞式でした。今年はコロナ渦の影響があり、普段と同じ形での開催ができないため、ここで受賞者のみなさまに心からの祝意を表させて頂きたいと思います。
第10回アガサ・クリスティー賞〈大賞〉を『地べたを旅立つ』(刊行にあたり『地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険』に改題)で受賞されたそえだ信さん、同〈
【オーガニックゆうき】第8回アガサ・クリスティー賞受賞作『入れ子の水は月に轢かれ』冒頭公開【11/20発売】
「一九四八年、アイロン、ソバ代、十一円だった……
一九四九年、レーラ、十二円に値上げしたさ。
その年にはゼーリスも暴れたねぇ……
一九五〇年、十三円、ジェーン……
一九五一年のドゥースの時は値上げして十四円……
一九五三年、ヘデンは相当強かったね、思い切って十五円、
一九五四年はシンシーア、十六……」
「オバア、もういいよ」
「アイ、何でよぉ。『鶴食堂』が繁盛した頃までいってないよ
クリスティ賞初の歴史ミステリ『殺生関白の蜘蛛』冒頭特別公開! 秀次事件の真犯人は……誰だ?
登場人物
舞兵庫 秀次の臣、元松永弾正の臣
石田三成 秀吉の寵臣
森九兵衛 三成の臣
大山伯耆 秀次の臣、清洲馬廻
古田織部正 数寄者
小堀政一 秀吉直参、古田織部正の弟子
大場土佐 秀次の臣
高野越中 秀次の臣
牧野重里 秀次の臣
安井喜内 秀次の臣
佐々木新兵衛 元松永弾正の臣
せい 舞兵庫の後妻
納屋助左衛門 堺の貿易商
豊臣秀次 関白
豊臣秀吉 太閤、天下人