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ハヤカワ国内フィクション

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上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ新作短篇「製造人間は省みない」、SFマガジン6/24発売号に掲載

上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ新作短篇「製造人間は省みない」、SFマガジン6/24発売号に掲載

〈ブギーポップ〉の裏側を明かす異能力者たちによる対話集、『製造人間は頭が固い』『憎悪人間は怒らない』が絶賛発売中の上遠野浩平氏。
待望のシリーズ新作短篇が6月24日発売のSFマガジン2022年8月号に掲載!

「製造人間は省みない "The Heedless Fate"」、お楽しみに!

↓↓以下、シリーズ既作の紹介です↓↓

■『製造人間は頭が固い』収録作
①「製造人間は頭が固い "The In

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【『アグレッサーズ』4/20(水)刊行】《戦闘妖精・雪風》シリーズガイド

【『アグレッサーズ』4/20(水)刊行】《戦闘妖精・雪風》シリーズガイド

神林長平氏の人気シリーズ《戦闘妖精・雪風》。13年ぶりの第4作『アグレッサーズ』刊行にさきがけ、冬木糸一氏による「《戦闘妖精・雪風》シリーズガイド」(SFマガジン2022年6月号より)を先行掲載いたします。ぜひ本欄で既刊3作を復習して、最新作をお楽しみください。

はじめに

《戦闘妖精・雪風》シリーズの新刊『アグレッサーズ』が刊行される。本シリーズは、神林長平のデビュー初期の一九八四年に第一部『

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上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ新作短篇「凡庸人間は安心しない」、SFマガジン2/25発売号に掲載

上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ新作短篇「凡庸人間は安心しない」、SFマガジン2/25発売号に掲載

〈ブギーポップ〉の裏側を明かす異能力者たちによる対話集、『製造人間は頭が固い』『憎悪人間は怒らない』が絶賛発売中の上遠野浩平氏。
待望のシリーズ新作短篇が2月25日発売のSFマガジン2022年4月号に掲載! 

「凡庸人間は安心しない "The Unstable Mediocrity"」、お楽しみに!

↓↓以下、シリーズ既作の紹介です↓↓

目次■『製造人間は頭が固い』収録作

■『憎悪人間は怒

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新作短篇に備えよ! 上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ振り返り

新作短篇に備えよ! 上遠野浩平〈製造人間〉シリーズ振り返り

〈ブギーポップ〉の裏側を明かす異能力者たちによる対話集、『製造人間は頭が固い』『憎悪人間は怒らない』が絶賛発売中の上遠野浩平氏。
SFマガジン2021年6月号(4月24日発売)に待望の新作短篇が掲載予定。この機会にシリーズを振り返りましょう!

■『製造人間は頭が固い』収録作

上遠野浩平『製造人間は頭が固い』ハヤカワ文庫JA
682円(10%税込)ISBN:9784150312794
発売日:2

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SFM特集:コロナ禍のいま⑥ 野尻抱介「地球は静止しない。止まるのは人類だ」

SFM特集:コロナ禍のいま⑥ 野尻抱介「地球は静止しない。止まるのは人類だ」

新型コロナウイルスが感染を拡大している情勢を鑑み、史上初めて、刊行を延期したSFマガジン6月号。同号に掲載予定だった、SF作家によるエッセイ特集「コロナ禍のいま」をnoteにて先行公開いたします。本日は飛浩隆さん、野尻抱介さんのエッセイを公開。2名ずつ、毎日更新です。

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 嬉しいねえ。気分はもうシンギュラリティだよ。シンギュラリティの定義や想定はいろいろあるけど、要するに「人間が

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【特報】『ゲームの王国』文庫になります&小川哲トークイベントのお知らせ

【特報】『ゲームの王国』文庫になります&小川哲トークイベントのお知らせ

2017年8月に刊行されるや否や、規格外で超弩級のSF巨篇として大きく話題になった、小川哲『ゲームの王国』。第39回吉川英治文学新人賞最終候補に選ばれ、第38回日本SF大賞&第31回山本周五郎賞をW受賞した同作がハヤカワ文庫JAより2019年12月4日に刊行されます。

『ゲームの王国』ってどんな作品? と思われた方はこちらからどうぞ。作品の冒頭が読めます。

 闇の中からは、光がよく見える。チョ

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もうひとつの『零號琴』がここに――SFマガジン連載版をそのまま電子書籍化した『零號琴〔SFマガジン連載版〕』配信中!

もうひとつの『零號琴』がここに――SFマガジン連載版をそのまま電子書籍化した『零號琴〔SFマガジン連載版〕』配信中!

2018年、飛浩隆氏による16年ぶりの第2長篇『零號琴』が刊行されました。SFマガジンでの連載を大幅に加筆訂正した本作は、待望の新作として、刊行予定が発表されるやいなや大きな話題を呼びました。

『零號琴』

もちろん、刊行後も読了した読者の惜しみない賛辞は尽きることがなく、本日発売した『SFが読みたい! 2019年版』で発表された「ベストSF2018」でも圧倒的な強さで第1位に。ちなみに飛浩隆氏

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『君の話』刊行記念 三秋縋インタビュウ

『君の話』刊行記念 三秋縋インタビュウ

※本記事は2018年、単行本刊行時のインタビューとなります。

ーーーーー

――まずは、『君の話』という物語がどのようにして生まれたかをお教えください。

三秋 早川書房から執筆のご依頼を受けたとき、最初はまったく別の物語を考えていたんです。主人公は何者かに襲われてLIS(Locked-in Syndrome)になった少年で、数年間ずっと寝たきりで暗闇の中にいたのだけれど、ある日BMI(Brai

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【2巻発売!】カルロ・ゼン『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第三章「火星」~地獄の訓練、冒頭部分公開!!

【2巻発売!】カルロ・ゼン『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第三章「火星」~地獄の訓練、冒頭部分公開!!



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第一章『選択』はこちら
第二章『貨物』はこちら

第三章『火星』ヤキトリはきちんと焼かれています。——キッチン広報担当者

汎星系通商連合航路保守保全委員会管轄星系
惑星原住知性種管轄局、選定訓練施設(キッチン)

 モーツァルトに四六時中聴覚を苛め抜かれ、味覚には『大満足』を給餌され続けるという凄まじい拷問を幾夜潜り抜けたことだろうか? はっきりと覚えているのは、三日以上

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【2巻発売!】「遥かな未来、地球人は使い捨ての兵隊になった……」『幼女戦記』カルロ・ゼンの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第二章「貨物」全文公開

【2巻発売!】「遥かな未来、地球人は使い捨ての兵隊になった……」『幼女戦記』カルロ・ゼンの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第二章「貨物」全文公開



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第二章『貨物』エコノミークラスとは? とどのつまり『経済的理由』により『貨物』となることを選んだ階級の事である。——商連標準『貨物』船クルーの戯言

 地球──火星間の定期運航貨物船TUE‐2171は、星系内での運用を主眼として商連で広く運用されているKP‐37シリーズに属する標準的な貨物船である。運用者・運航当事者の両者から手放しで歓迎されている

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【2巻発売!】『幼女戦記』カルロ・ゼンの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第一章「選択」90,000字を全文公開

【2巻発売!】『幼女戦記』カルロ・ゼンの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』第一章「選択」90,000字を全文公開



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商連総督府発行──惑星地球概要①政治状況
可住惑星。原住種あり。星間知性種認定基準を満たすものの、惑星統一政府なし。林立した部族政体に近い統治機構が存在するため、原住種の文化保護を規定した倫理基準に従い、総督府は惑星地表での間接統治プログラムを運営中。
自由貿易に対する反抗運動はおおむね撲滅済み(原住種の分裂政体に関しては、190以上と数えられる。詳細は、別掲の学術報告書

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【2巻発売!】『幼女戦記』カルロ・ゼン×『オーバーロード』so-binの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』プロローグ公開

【2巻発売!】『幼女戦記』カルロ・ゼン×『オーバーロード』so-binの戦争SF新シリーズ『ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下』プロローグ公開



中華帝国とセネガル、ブラジルとニュー・ヘブリディーズ諸島、モロッコとニカラグアに各々共通するものと言ったら人類という共通の仲間意識以外に一体何があろうか? ——エリック・ホブズボーム

ヤキトリとは? ——商連地球総督府発行採用促進広告①概要
・商連海兵隊の安価な代用品
※機能的に商連海兵隊を代用しうるのみであり、互換性を保証するものではありません。地球総督府当局は、ヤキトリの使用により生じた

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