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2022年10月の記事一覧
仮想と現実をめぐる物語の驚愕の結末――第12回アガサ・クリスティー賞受賞作『そして、よみがえる世界。』
第12回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞した、西式豊氏のデビュー作『そして、よみがえる世界。』が11月16日(水)に発売となります。昨年の同賞受賞作で、2022年度の本屋大賞にも輝いた逢坂冬馬氏の『同志少女よ、敵を撃て』につづく、ミステリの女王の名を冠した新人賞受賞作をお読み逃しなく。
『そして、よみがえる世界』
西式豊
定価:1980円(税込)
装画:大宮いお/装幀:坂野公一(welle
【試し読み】右足を失ったダンサーとAI義肢との共生。それは、最も卑近で最も痛切なファーストコンタクトの始まりだった──長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』
右足を失ったダンサーとAI義肢との共生。それは、最も卑近で最も痛切なファーストコンタクトの始まりだった──
長谷敏司氏による10年ぶりの本格SF長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』がついに刊行されました。著者も「現時点で、長谷の長編ではいちばんよくできた作品になったと思います」と語る本作は、これまで刊行されてきた数々の作品──『あなたのための物語』「allo,toi,toi」『BEATLESS