ハヤカワ・ノンフィクション
やってる感に死を。「リモートで仕事ができる人は、もともと仕事ができる人なのだ」
リモートワークでは、能力をごまかすことが難しい。
同僚とおしゃべりをする時間が減って仕事の成果が注目されるし、オンラインのリポジトリで成果物を集中管理するようになれば、作業の記録がすべて残るからだ。誰がどれくらいの時間で何をやったか、いつでもひと目で確認できる。
謙虚で仕事ができるタイプの人は、もう悔しい思いをしなくてすむ。
従来のオフィス文化では、大声で自分の成果を自慢しなければうまく評価
リモートワークをまかせられない人間に、何をまかせられるというのだろう?(『リモートワークの達人』より)
20年以上にわたりフルリモートで業績を上げ続けてきた、世界的なソフトウェア開発会社「ベースキャンプ」。その経営者コンビが、リモートワークの”本質”をずばり言います。
上司が見張っていないと仕事をさぼる?
多くの会社がリモートワークに二の足を踏むのは、社員を信頼していないからだ。
経営者やマネジャーはこんなふうに考える。
「自分の目が届かないところにいたら、みんな働かなくなるんじゃないか?
「何のために仕事をしているのか考えなおさせられる」「記憶に残る言葉のオンパレード」「これぞまさにリモートワークのバイブル」「なんと先見性のある本だろう」「うちの職場でもできそうな気がしてきた」『リモートワークの達人』感想
早くも話題を呼んでいる、ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン『リモートワークの達人』(高橋璃子訳)。本書は2014年1月に刊行した単行本『強いチームはオフィスを捨てる』の改題文庫化ですが、まさに今読むべき内容が詰まっています。
以下は、単行本時にAmazon.jpに寄せられたレビューの一部。
「社内変革のネタに溢れる。毎日出社している全ての方に。文章も軽快でとても楽
本当に仕事がしたい人にとって、昼間の会社ほど最悪な場所はない。『リモートワークの達人』試し読み【7/2発売】
「最低出社日数」が設定されるなど、徐々に会社に呼び戻されつつある方/呼び戻そうとしている方こそ必読、ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン『リモートワークの達人』(高橋璃子訳)。この記事では7月2日(木)の発売に先駆け、本文の一部を公開します。「本当に仕事がしたかったら、会社になんか行かなければいい」。
なぜ会社にいると仕事ができないのか
本当に集中して仕事がしたいと