ハヤカワ・ノンフィクション

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「東京、ひとつの壮大な時計」。時の鐘を訪ね歩く紀行文学の傑作『追憶の東京』(アンナ・シャーマン)

東京を愛してやまない英国在住の作家、アンナ・シャーマンによる紀行エッセイ『追憶の東京 異国の時を旅する』(吉井智津 訳)。

東京という都市に魅せられた著者は、江戸時代に人々に時刻を伝えていた「時の鐘」を訪ねて歩きます。鐘が現存するのは、日本橋、本所横川、浅草、上野、新宿、赤坂、芝切通など。時計盤のように円を描きながら、史跡に向かい、人々から証言を集め、文献を読み込んでゆく――そこで浮かび上がるの

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英国在住の作家が、愛してやまない東京を描く紀行エッセイ『追憶の東京』訳者あとがき

早川書房は、アンナ・シャーマン『追憶の東京 異国の時を旅する』(原題:The Bells of Old Tokyo)を10月15日に刊行します。その読みどころを、訳者である吉井智津さんに語っていただきます。

訳者あとがき

《この本は、わたしの東京への恋文です──》

2019年の春、日本の編集者のもとにとどいた1通のメールは、こんなふうに始まっていました。送り主は英国在住の作家アンナ・シャーマ

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