ハヤカワ・ノンフィクション

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認知バイアス、メディアの扇動……「正義」が暴走するメカニズムとは? 『冤罪と人類』書評:武田砂鉄

発売早々に重版が決定した話題作、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。認知バイアス、メディアの扇動……「正義」が暴走するメカニズムとは? 本記事では、ライターの武田砂鉄さんによる書評を公開します。

書評 武田砂鉄(ライター)
凶悪事件から浮かぶ「正義」殺人犯が捕まった後、犯人の友人にカメラを向け、「こんなことをする奴とは思えなかった」といつ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。

正常としての異常な世界を生きること、あるいは異常者=正常者のためのセルフヘルプ 樋口恭介

「『闇の自己啓発』とは、自己啓発の言葉を文字通りに実践することで、自己啓発の枠組みを、半ば自動的に破壊してしまった、過剰性の書物である」——SF作家の樋口恭介氏による書評=思想をお届けする。

正常としての異常な世界を生きること、
あるいは異常者=正常者のためのセルフヘルプ樋口恭介

世界とはさまざまな症候の総体であり、その症候をもたらす病いが人間と混合される。文学とは、そうなってくると、一つの健

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ヒトの目、驚異の進化』です!