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2021年6月の記事一覧
我々はただ皆さまに伝えるほかない。SFプロトタイピングは世界を変える、と。『SFプロトタイピング』はじめに
SF(サイエンス・フィクション)を通じて私たちの未来を試作=プロトタイプし、逆算とストーリーの力で新しいプロダクトやサービス、組織変革の突破口を開く――「SFプロトタイピング」と呼ばれる手法が、いま熱い注目を集めている。刊行直後より「日経新聞」や「週刊ダイヤモンド」などビジネス媒体で書評が相次ぐ話題の入門書『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』(宮本道人=監修・編著、難波
もっとみる【緊急刊行】世界健康安全保障指数1位のアメリカは、なぜ最大の「コロナ敗戦国」となったのか? マイケル・ルイスが語る、最新作『最悪の予感』に込めたメッセージ
『マネー・ボール』『世紀の空売り』のマイケル・ルイス最新作、『最悪の予感――パンデミックとの戦い』(中山宥訳)が7月8日(木)に緊急刊行。コロナ禍を戦った知られざる英雄たちの姿を通じて、意思決定と危機管理の本質に迫ったノンフィクションです。アメリカでは5月4日の発売直後からニューヨークタイムズ・ベストセラーにランクインし続け、Amazon.comで評価数5300・★4.7という超高得点をマークして
もっとみるライムスター宇多丸「民主的プロセスというものの意義を再確認する意味でも、今こそ必読の書」『冤罪と人類』書評
発刊後早々に重版が決定した、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。戦前・戦後の冤罪事件の考察を通じて人間の本性を抉る本書がいま、大きな話題を呼んでいる理由とは? 本記事では、ラッパー・ラジオパーソナリティのライムスター宇多丸さんによる書評を公開します。
書評 ライムスター宇多丸(ラッパー・ラジオパーソナリティ)
認識の歪みが生む悲劇
「凶悪