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2021年5月の記事一覧
マイケル・サンデルWebセミナー「能力主義は正義か? サンデル教授、東工大「利他プロジェクト」と対話する」配信のご案内
自己責任論の風潮が強まり、「勝ち組」と「負け組」の間に深刻な分断が生じている昨今。その背後にある「能力主義」の問題とは? 他者とともに、私たちはどのように生きるべきか?
ハーバード大学の政治哲学者、マイケル・サンデル教授は最新作『実力も運のうち 能力主義は正義か?』でそうした問いを鋭く投げかけ、日本中で大きな話題を呼んでいます。
本Webセミナーでは、東京工業大学「未来の人類研究センター」で「
認知バイアス、メディアの扇動……「正義」が暴走するメカニズムとは? 『冤罪と人類』書評:武田砂鉄
発売早々に重版が決定した話題作、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。認知バイアス、メディアの扇動……「正義」が暴走するメカニズムとは? 本記事では、ライターの武田砂鉄さんによる書評を公開します。
書評 武田砂鉄(ライター)
凶悪事件から浮かぶ「正義」殺人犯が捕まった後、犯人の友人にカメラを向け、「こんなことをする奴とは思えなかった」といつ
村山由佳さん推薦! 英米ベストセラー第1位『三人の女たちの抗えない欲望』試し読み
米《ニューヨーク・タイムズ》、英《サンデー・タイムズ》ベストセラー第1位! ブリティッシュ・ブック・アワード受賞! 話題沸騰の傑作ノンフィクション。
「女性のエクスタシーが肉体的快楽によってのみもたらされるものなら、どんなに楽だろう。あやうい性を手がかりに自らの尊厳を希求する、魂の旅路。」ーー村山由佳(小説家)
2人の子を持つ主婦で、夫との冷め切った関係に悩む「リナ」は、SNSを通じて再会し
グリコ・森永事件の犯人がモデルにしたと言われる「ハイネケンCEO誘拐事件」の真相『裏切り者』
1983年、オランダ・アムステルダムで、世界的ビール会社ハイネケンのCEOフレディ・ハイネケン氏とその運転手が5人の若者に誘拐された。犯人グループは、個人の誘拐としては当時の史上最高額となる3500万グルデン(約23億円)の身代金を要求。事件は世界中を震撼させ、あの「グリコ・森永事件」(1984・1985年)の犯人がこの事件を参考に犯行に及んだとまで言われているーー。
ハイネケンCEO誘拐事件の当
【重版決定】冤罪、殺人、テロ、大恐慌……すべての悲劇の原因は人間の〈道徳感情〉にあった⁉ 管賀江留郎『冤罪と人類』「序 捻転迷宮の入口」全文公開
進化心理学、政治哲学、歴史、経済、憲法、数学、宗教、プロファイリングなどなどあらゆる分野を駆使して世界のすべてを解き明す総合知、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』。この記事では、本書の「序 捻転迷宮の入口」を全文公開します。『黒死館殺人事件』の如き底なしの迷宮にようこそ。
序 捻転迷宮の入口 シャーロック・ホームズの物語を読んで、かの有名な探偵が天才であることを否定する者
「映画のセックス革命」の負の遺産『あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔』解説
映画『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972年)は性表現に革命を起こした作品と言われるが、その撮影裏では何が起きていたのだろうか。
映画研究者の鷲谷花さんが、『ラストタンゴ・イン・パリ』の性表現の革新性と撮影過程における犯罪性について論じた、『あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔』の解説文を特別公開します。
解説「映画のセックス革命」の負の遺産
鷲谷花
第二次世界大戦後の