ハヤカワSF

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ゲームを楽しむために、SFとファンタジイを読みたい!

ゲームを楽しんで、小説も読もう! ゲームの原作小説や、ゲームを題材にしたSFを紹介する記事です。

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・アンドレイ・サプコフスキ〈ウィッチャー〉シリーズ(『ウィッチャーⅠ エルフの血脈』は川野靖子・天沼春樹 訳、Ⅱ~Ⅴ巻は川野靖子 訳)

〈ウィッチャー〉シリーズ、日本ではゲームのほうが有名ですが、小説が原作です。小説の「その後」がゲームになりました。ドラマ化もされ、Netflixで配信さ

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ありがとうございます!今日のおすすめは『わたしを離さないで』です。
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月ノ美兎が語る戯曲『サマータイムマシン・ブルース』(ヨーロッパ企画)

祝・劇団「ヨーロッパ企画」20周年! 早川書房では、今夏より再演される代表作『サマータイムマシン・ブルース』を刊行しました。2005年には本広克行監督で映画化された本作。最新作『サマータイムマシン・ワンスモア』もひかえるなか、改めて伝説のSF青春コメディ戯曲をお楽しみください。

上田誠『サマータイムマシン・ブルース』
(※書影はAmazonにリンクしています)

さらに今回「SFマガジン」の特別

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ありがとうございます!今日のおすすめは『三体』です。
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百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビュー

新作『そいねドリーマー』の発売を記念して、2018年5月のSFセミナーにて行われた伝説のインタビュー「百合との遭遇2018」採録を公開いたします。
(9/13追記:続篇を公開しました)

宮澤伊織『そいねドリーマー』
(書影はKindle版にリンクしています)

■覚悟

宮澤 こんにちは、宮澤伊織と申します。昨年にハヤカワ文庫から『裏世界ピクニック』を出したことで、本日ここに呼んでいただきました

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ありがとうございます!『これからの「正義」の話をしよう』もおすすめです
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いま世界一熱いオタク作家の新作SF! 『アルマダ』冒頭公開

アーネスト・クライン『アルマダ(上・下)』
池田真紀子訳/ハヤカワ文庫SF/3月20日発売
カバーイラスト:lack

PHASE ONE

唯一正当なコンピューターの使い道は、ゲームである。
──ユージン・ジャーヴィス(『ディフェンダー』クリエーター)



 空飛ぶ円盤が出現したのは、教室の窓からぼんやり外をながめて、大冒険に出る白昼夢にふけっているときだった。
 いったん目をつむった。また

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ありがとうございます!今日のおすすめは『なめらかな世界と、その敵』です
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SFマガジン6月号「ゲームSF大特集」発売のおしらせ

SFマガジン6月号「ゲームSF大特集」が発売となりました。

 ゲーム好きによるゲーム好きのためのSF映画『レディ・プレイヤー1』が大ヒット公開中。本作にかぎらず、ゲームは今や、あらゆる娯楽の担い手にとって欠かせない存在になっています。
 そうした流れを受けて、今月号ではゲーム特集を大ボリュームで掲載。文芸誌だからできる小説企画や評論・インタビュウ、作品ガイドによって、SF読者のためのゲームの「今

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伝説のネットゲーマーによる驚異の自伝的青春小説。藤田祥平『手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ』冒頭公開

私がはじめて電子的なメッセージを受けたのは、五歳のときだ。通信手段は電話。時間は一九九六年の夏。場所は、私たち家族が二十年間をともに暮らしたベッドタウンの一軒家である。電話が鳴ったとき、両親はおそらく出かけており、家のなかは静まりかえっていた。
 飼っていた猫が死んだばかりだった。つねづね思うのだが、まともな人間に育てたいなら、犬を飼うべきだったのだ。犬は子供の友となり、彼に仕(つか)え、そしてた

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