Hayakawa Books & Magazines(β)
2018/11/14 17:18
日本で一番愛されていると言っても過言ではない作家、カート・ヴォネガット。優しきニヒリストと称されたおじさんは、2007年にこの世を去りました。『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』などの傑作長篇のインパクトが強いヴォネガットですが、短篇も切れ味は同様です。没後10年を経て、かれが生前に遺した98の短篇を8つのテーマに分類、4巻で刊行する『カート・ヴォネガット全短篇』が2018年9