ハヤカワSF

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女性の「声」が剥奪されるディストピア的現在。クリスティーナ・ダルチャー『声の物語』評

アメリカのあらゆる女性から、言葉が奪われた――。大統領の強制的な政策のもと、すべての女性の手首に、一日100語以上を喋ると強い電流が流れるワードカウンターがつけられた……。
「ありえない」世界を描いているはずなのに、読んでいるうちに背筋が寒くなってくる。もしかしたら、これはまぎれもなく、わたしたちが生きている「今・ここ」ではないのか?
“21世紀版『侍女の物語』"と激賞を浴びた、いま、この時代に読

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ありがとうございます!今日のおすすめは『ザリガニの鳴くところ』です。
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