ハヤカワSF
「生きることの意味を問いかけている」「SFが苦手な人にもぜひ手にとってほしい」「こういう話こそ今必要とされている」『わたしたちが光の速さで進めないなら』レビューと感想
『82年生まれ、キム・ジヨン』の大ヒットをきっかけに、急速に注目が高まっている韓国小説。早川書房では、今韓国で一番売れているSF小説『わたしたちが光の速さで進めないなら』を2020年12月に刊行いたしました。
『わたしたちが光の速さで進めないなら』
キム・チョヨプ/カン・バンファ ユン・ジヨン訳
装画・挿絵:カシワイ/装幀:早川書房デザイン室
本書は、第2回韓国科学文学賞中短篇部門大賞受賞の
『三体』Kindle版、Amazon Prime Dayにて50%OFF!【10/13(火)-14(水)】
2020年、読書好きのトピックのひとつとなったのは劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』(上・下)です。シリーズ全世界2900万部突破ということで、刊行当初から大きな評判を呼び、絶賛の輪が拡がりました。
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“モンスター”令嬢とホームズ、ヴィクトリア朝ロンドンで大冒険!『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』北原尚彦氏解説
シオドラ・ゴスの長篇デビュー作にしてローカス賞受賞作『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』が発売となりました! 舞台はヴィクトリア朝ロンドン、父に続き母を亡くしたうら若き令嬢メアリ・ジキルは、殺人容疑で追われている謎の男ハイドに母が毎月謎の送金をしていたことを知る。いったいなぜ? メアリはロンドンで話題の名探偵シャーロック・ホームズとワトスンの力を借りて探り始めるが、背後にはさらなる
もっとみる傑作パンデミック小説の50年後を描く『アンドロメダ病原体―変異―』刊行! 幹細胞生物学者・八代嘉美氏が今読むべき理由を語る「解説」を全文公開
『ジュラシック・パーク』で現代に恐竜を蘇らせた、テクノスリラーの巨匠マイクル・クライトンが没したのは2008年。昨年2019年は、クライトンの出世作であるパンデミック小説の金字塔たる『アンドロメダ病原体』の原書が刊行されて50周年でした。
クライトンの遺族に認められ、『アンドロメダ病原体』の遺族公認の続篇を書くことになったのは、カーネギーメロン大学でロボティクスの博士号を取得した若きクライトンフ
早川書房が贈る1,000点超えの大規模セール「春のハヤカワ電子書籍祭」開催中!~担当者のオススメ偏愛作品【第1回:日本人作家篇】
4月13日までKindle限定で開催中のセール「春のハヤカワ電子書籍祭」。1,000点を超える作品の中から少しでも選書の助けにと、担当者がオススメしたい作品を勝手にお届けします! まずは日本人作家篇。こんな時期だからこそ、ご自宅で小説の世界にどっぷりと浸かってしまってください。
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まずは円城塔『Boy's Surface』です。何をおいてもこ
【2/6発売】激動の10年、SFは何を描いたかーー大森望・伴名練が精選するSF傑作選、目次大公開!
来たる2月6日、国内SF作家の傑作短篇計20篇を集めたアンソロジーを刊行いたします。編者は、『三体』翻訳者の大森望氏と、『なめらかな世界と、その敵』著者の伴名練氏という最強タッグ。この10年間をふりかえりたい方、SFに興味を持ち始めたばかりという方にも、ぜひ手にとっていただきたい傑作アンソロジー全2巻。本書の書影と収録作品を公開いたします!
『2010年代SF傑作選1』
大森望・伴名練=編/ハ
【電子書籍セール】想像力を用いて創造力を発揮するために――早川書房海外SF作品必読フェア「ビジネス×想像力」が開催中!
ビジネスに必要なものは多々あれど、来たるべき世界を思い描く想像力と、未来をクリエイトしていく創造力がそのなかでも重要な要素であることは間違いありません。
人は頭の中にあるものしか作りだせないともいいます。ならば、豊潤な想像力こそが優れた創造力を身につける鍵なのかもしれません。
そこで早川書房では、想像力・読解力を養うことができる作品をすべてのビジネスパーソンにおすすめするべく、いま読むべきSF作