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ハヤカワSF

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2021年7月の記事一覧

日本SFの知られざる傑作を贈る。伴名練=編《日本SFの臨界点》2021年版:全目次

日本SFの知られざる傑作を贈る。伴名練=編《日本SFの臨界点》2021年版:全目次

○これまでのあらすじ(担当編集より)
○2021年版『日本SFの臨界点』全目次

『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』

【収録作】
「山の上の交響楽」
「山手線のあやとり娘」
「暴走バス」
「殴り合い」
「神々の将棋盤」
「絶壁」
「満員電車」
「見果てぬ風」
「例の席」
「花のなかであたしを殺して」
「死んだ恋人からの手紙」

著者あとがき 
解説 奇想と抒情の奏者──中井紀夫の軌跡

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歴史改変、ベーシック・インカム、人工知能、青春、百合、サイバーパンク! 『日本SFの臨界点 新城カズマ』作品紹介

歴史改変、ベーシック・インカム、人工知能、青春、百合、サイバーパンク! 『日本SFの臨界点 新城カズマ』作品紹介

伴名練=編による「今この時代に、最も読んでほしい傑作選」として3ヵ月連続刊行中の『日本SFの臨界点』。第2弾となる新城カズマさんの傑作選が発売となりました。

『日本SFの臨界点 新城カズマ 月を買った御婦人』
新城カズマ/伴名練=編
装画:10⁵⁶/装幀:BALCOLONY.
電子書籍版同時配信

[収録作]
●議論の余地はございましょうが
●ギルガメッシュ叙事詩を読み過ぎた男
●アンジークレー

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『Arc アーク』石川慶監督インタビュウ「ちゃんとしたSFを作りたいという思いで作ったということを、SFファンのみなさんに感じてほしい」

『Arc アーク』石川慶監督インタビュウ「ちゃんとしたSFを作りたいという思いで作ったということを、SFファンのみなさんに感じてほしい」

話題作である映画『Arc アーク』、公開から2週間が経ちました。本欄ではSFマガジン2021年8月号に掲載した、『Arc アーク』石川慶監督の独占インタビュウを再掲します。石川監督が本作に込めた思いとは、そしてSFというジャンルへの熱い気持ちとは――。

いしかわ・けい
1977年生まれ、愛知県出身。『Arc アーク』監督・脚本・編集。『愚行録』(2017)では、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コ

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『Arc アーク』主演・芳根京子インタビュウ「私自身もきっと、いつか、自分の人生の時間がもっと長くあってほしいと思う瞬間が来る」

『Arc アーク』主演・芳根京子インタビュウ「私自身もきっと、いつか、自分の人生の時間がもっと長くあってほしいと思う瞬間が来る」

大好評公開中の映画『Arc アーク』、もうごらんになりましたでしょうか? 本欄ではSFマガジン2021年8月号に掲載した、『Arc アーク』主演・芳根京子さんの独占インタビュウを再掲します。芳根さんがリナという、人類で初めて永遠の命を得た女性を演じるうえで感じたこととは――。

よしね・きょうこ
1997年生まれ、東京都出身。2014年、NHK連続テレビ小説「花子とアン」、16年にも「べっぴんさん

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