#海外文芸
【試し読み】イスタンブルを舞台に、生命の旅立ちの美しさを描く『レイラの最後の10分38秒』(エリフ・シャファク/北田絵里子訳)
トルコでいまもっとも読まれる作家のひとり、エリフ・シャファクのブッカー賞最終候補作(2019年)として注目された『レイラの最後の10分38秒』(原題:10 Minutes 38 Seconds in This Strange World)。早川書房より、9月3日に邦訳を刊行して以降、日本でも好評をいただいております。そんな本作の冒頭を公開いたします。
『レイラの最後の10分38秒』エリフ・シャ
彼女は最後に何を思い出すのか?ーートルコで今もっとも読まれる作家が描く、ひとつの生命の旅立ちの物語『レイラの最後の10分38秒』(エリフ・シャファク)
2019年のブッカー賞の最終候補に選出された、トルコにルーツを持ついま注目の女性作家エリフ・シャファクの長篇小説『レイラの最後の10分38秒』(原題:10 minutes 38 seconds in This Strange World)を9月3日に早川書房より刊行いたします。
エリフ・シャファク/北田絵里子訳『レイラの最後の10分38秒』
装画:千海博美/装幀:岡本歌織(next doo
世界幻想文学大賞受賞! デイヴィッド・ミッチェル最新邦訳作『ボーン・クロックス』の魅力に迫る。
『ナンバー9ドリーム』、『クラウド・アトラス』、『出島の千の秋』などの著作で知られるデイヴィッド・ミッチェルの最新邦訳作『ボーン・クロックス』(原題:The Bone Clocks)が、8月20日に刊行されました。2015年に世界幻想文学大賞を受賞した本作は、15歳の少女ホリーの人生を中心に展開される6つの物語からなる大作で、舞台は、1984年のイングランドからイラク、アメリカ、ディストピアと化
もっとみるジェンダーギャップ指数で読み解く『三つ編み』。110位の日本ではどう読まれるか? 解説/髙崎順子氏
(書影・リンクは、Amazonにリンクしています)
『三つ編み』レティシア・コロンバニ/齋藤可津子訳/早川書房
境遇が異なる3人の女性たちを描く『三つ編み』。フランスで書かれたにもかかわらず、実は、フランス人もフランスという国も出てきません。それはなぜか? そして、他の国が選ばれたのはどうしてか?
フランス在住のライター、髙崎順子氏による解説を公開します。
ジェンダーギャップ指数で読み解