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海外文芸

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2022年1月の記事一覧

パオロ・ジョルダーノの最新長篇『天に焦がれて』著者インタビューを特別公開!

パオロ・ジョルダーノの最新長篇『天に焦がれて』著者インタビューを特別公開!

 11月17日に発売された『天に焦がれて』(パオロ・ジョルダーノ/飯田亮介訳)。刊行後、著者にインタビューを行い、AERA dot.でインタビューが公開されました。コロナ禍について今思うことや、イタリアの人々のコロナ禍に対する反応、『コロナの時代の僕ら』と『天に焦がれて』で共通する伝染病について思ったことなどを著者にインタビューしました。

 早川書房のnote記事では、長さの都合で掲載できなかっ

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ゴンクール賞受賞&ベスト・スリラー2021選出の傑作小説『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ著)、2月2日発売

ゴンクール賞受賞&ベスト・スリラー2021選出の傑作小説『異常【アノマリー】』(エルヴェ・ル・テリエ著)、2月2日発売

フランスの作家、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』(原題 L'anomalie)を早川書房から2022年2月2日に刊行します。
フランスの文学界最高峰のゴンクール賞を受賞し、アメリカのミステリ界では年間ベストと評価される、異例の作品です。フランスで110万部を突破、40の言語で翻訳が決まっています。

◉あらすじ「もし別の道を選んでいたら……」

良心の呵責に悩みながら、きな臭い製薬会社の

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1月19日発売『母を燃やす』(アヴニ・ドーシ/川副智子訳)の「訳者あとがき」を特別公開!

1月19日発売『母を燃やす』(アヴニ・ドーシ/川副智子訳)の「訳者あとがき」を特別公開!

インド系アメリカ人作家アヴニ・ドーシによる、デビュー作にして2020年ブッカー賞最終候補作、母と娘の愛憎をきめ細やかに描き、世界26言語で翻訳が決定した『母を燃やす(Burnt Sugar)』が1月19日水曜日に早川書房から刊行されます。発売に先がけ、翻訳家の川副智子さんによる「訳者あとがき」を特別公開いたします。

装画:いとう瞳  装幀:田中久子

訳者あとがき

「毒親」という言葉が日常の会

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