ハヤカワ・ミステリ

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ノート

文字がリズムになって、流れ込んでくる──ジェイソン・レナルズ『エレベーター』レビュー〔池澤春菜(声優)〕

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早川書房より8月20日に発売のジェイソン・レナルズ『エレベーター』。兄の復讐を果たそうとする少年が乗り込んだエレベーターの中での出来事を描く物語です。声優の池澤春菜さんによるレビューをお届けいたします!

(試し読み・作品紹介はこちら)
(テキスト版試し読みはこちら)
(深緑野分さんによるレビューはこちら)

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【試し読み】全米10冠! 話題のヒップホップ・ポエトリー・サスペンス ジェイソン・レナルズ『エレベーター』

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8月20日発売、この夏最大の注目作!
ジェイソン・レナルズ『エレベーター』

説明はあとにして、まずは読んでみてください。

(PDF版はこちら)

いかがですか? 『エレベーター』最大の特徴は、全篇を通して、臨場感あふれる詩のような文体と、ページをめくるのが楽しみになるようなレイアウトで書かれている、というところなのです。
もちろん、物語の

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「底なしにも思える奈落を超高速で走り抜けるジェットコースター」ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』解説公開

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前回の記事「読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決」にて500円玉やみかんと死闘を繰り広げた『死者の国』。内容の分厚さを存分に語った、ミステリ書評家・三橋曉による解説を公開いたします!

 解説                

                     三橋曉

 昨年の夏、書店に並んだフレン

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読める煉瓦発売中! ジャン゠クリストフ・グランジェ『死者の国』厚さ対決

6月6日に発売となった、ジャン゠クリストフ・グランジェの『死者の国』。なんと、〈ハヤカワ・ポケット・ミステリ〉史上最長の776頁の大作です。背幅はなんと3. 5cm、その厚さに驚く声が各所からあがっています。

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というわけで、『死者の国』といろんなものの厚さを比べてみました。

VS 500円玉

・・・『死者の国』の圧勝。

VS ローダン

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腹が減っては捜査はできぬ。『パリ警視庁迷宮捜査班』、注目の食事シーンを紹介!

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「フランスの『特捜部Q』」とも評されるコミカル警察サスペンス、『パリ警視庁迷宮捜査班』。
停職明けの熱血警視正カペスタン率いる曲者ぞろいの特別班が、迷宮入りした事件の捜査に奔走します。
スリルと笑いたっぷりのストーリーはもちろんのこと、山本知子さんによる訳者あとがきにも書かれているように、作中にたっぷり登場する、おいしそうな食べ物の描写も大きな魅力

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続篇刊行決定! 『パリ警視庁迷宮捜査班』訳者あとがき公開

5月2日の発売以来好評をいただいている、コミカル警察サスペンス、『パリ警視庁迷宮捜査班』。なんと! 続篇であるRester groupésの翻訳刊行が決定いたしました(時期未定)!! 作品の魅力をあますことなく紹介した、訳者によるあとがきを公開いたします。

★作中に出てくるお料理の特集記事はこちら★

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訳者あとがき            山

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【11月20日発売】ジョー・ネスボ『その雪と血を』書評家・川出正樹さんによる解説公開

クリスマス前夜のオスロを舞台にしたパルプ・ノワール、ジョー・ネスボ『その雪と血を』。文庫発売にさきがけて、ミステリ書評家の川出正樹さんによる解説を特別公開いたします。

パルプ・ノワールの新たな里程標であると同時に
心打つクリスマス・ストーリーでもある奇蹟の書

ミステリ書評家  川出正樹

「夢の女だ──そして夢のままにしておくべき女だ」
ジム・トンプスン『深夜のベルボーイ』

「愛とはなになの

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【11月20日発売】翻訳ミステリー大賞受賞!ジョー・ネスボ『その雪と血を』作品紹介

2016年にハヤカワ・ミステリで刊行され、同年度翻訳ミステリー大賞・読者賞をW受賞した『その雪と血を』が待望の文庫化!

北欧ノワール小説の旗手、ジョー・ネスボが自らの故郷を舞台に据えて描き出したのは、想像力が作り上げる美しい世界と容赦ない殺し合いの交錯。208ページとコンパクトながら読みごたえは充分、一気に読んだあとに深く息をついてしまう作品です。文庫化にあたって加筆いただいた、川出正樹さんによ

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