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早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/

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記事一覧

秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart2

スポーツの秋、食欲の秋、そしてもちろん読書の秋! もりもり本を読みましょう。 ということで、2018年10月から来月発売の新刊まで、早川書房が自信を持ってお届けしてき…

秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart1

朝晩が過ごしやすくなってきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか。秋です。本を読みましょう。 というわけで、2018年10月から来月発売の新刊まで、早川書房が自信…

世界初⁉ ラーメン×青春×ミステリ=『誰も死なないミステリーを君に』超番外篇

『誰も死なないミステリーを君に2』の刊行を記念し、著者・井上悠宇氏が〈誰に死なないミステリーを君に〉の番外掌篇を渾身の書き下ろし。佐藤と志緒が遭遇した、誰もが身…

ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作

新刊『雪が白いとき、かつそのときに限り』が10月3日に発売される華文(中国)ミステリ作家・陸秋槎氏は、『元年春之祭』で本屋大賞翻訳部門の第2位ほか各種ランキングを席…

週刊東洋経済9月28日号にて紹介されました。『精密への果てなき道』訳者あとがき

『博士と狂人』のノンフィクションライター、ウィンチェスターの最新作『精密への果てなき道』は、ものづくりの「精密」化の歴史そのものを物語る、斬新な切り口の工業史。…

SFの原初的な力とシリアスな世界観、中国SFの現在地/鏡明『三体』書評

11万部(電子版含む)のベストセラーとなり、10月には著者の劉慈欣氏の来日も控えている『三体』。 SFマガジン2019年10月号掲載の鏡明氏による本作の書評を掲載いたしま…

秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart2

秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart2

スポーツの秋、食欲の秋、そしてもちろん読書の秋! もりもり本を読みましょう。
ということで、2018年10月から来月発売の新刊まで、早川書房が自信を持ってお届けしてきた海外ミステリのラインナップを、担当編集のコメントとともに一挙におさらいします! 
Part2では、2019年4月から2019年10月までに刊行された作品をご紹介いたします。2019年3月までの作品は、こちらのPart1をご覧ください

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秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart1

秋だ! 読書だ! ミステリだ! 早川書房2018-2019海外ミステリ総ざらいPart1

朝晩が過ごしやすくなってきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか。秋です。本を読みましょう。
というわけで、2018年10月から来月発売の新刊まで、早川書房が自信を持ってお届けしてきた海外ミステリのラインナップを、担当編集のコメントとともに一挙におさらいします! 
Part1では、2018年10月から2019年3月までに刊行された作品をご紹介いたします。2019年4月以降の作品はPart2をご

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世界初⁉ ラーメン×青春×ミステリ=『誰も死なないミステリーを君に』超番外篇

世界初⁉ ラーメン×青春×ミステリ=『誰も死なないミステリーを君に』超番外篇

『誰も死なないミステリーを君に2』の刊行を記念し、著者・井上悠宇氏が〈誰に死なないミステリーを君に〉の番外掌篇を渾身の書き下ろし。佐藤と志緒が遭遇した、誰もが身に降りかかる可能性のある大事件とは⁉

〈誰も死なないミステリーを君に〉番外篇

 誰も死なないラーメンを君に

 今日も無事に、微笑みを忘れた大道芸人の死線を消した僕と遠見志緒は、いつものように打ち上げをすることにした。
 近いうちに死が

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ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作

ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作

新刊『雪が白いとき、かつそのときに限り』が10月3日に発売される華文(中国)ミステリ作家・陸秋槎氏は、『元年春之祭』で本屋大賞翻訳部門の第2位ほか各種ランキングを席巻するなど実力派であり、その作風は日本のサブカルチャーも大きな原動力となっています。ということで新刊の刊行を記念して、ミステリマガジン2019年3月号に掲載されたエッセイ「陸秋槎を作った小説・映画・ゲーム・アニメ」を公開します。世代によ

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週刊東洋経済9月28日号にて紹介されました。『精密への果てなき道』訳者あとがき

週刊東洋経済9月28日号にて紹介されました。『精密への果てなき道』訳者あとがき

『博士と狂人』のノンフィクションライター、ウィンチェスターの最新作『精密への果てなき道』は、ものづくりの「精密」化の歴史そのものを物語る、斬新な切り口の工業史。この「精密」なくしては、スマホも生まれなかったわけです。フォードが、インテルが、そしてセイコーが登場するこの物語はどう綴られるのか、訳者あとがきでご覧ください。

『精密への果てなき道』訳者あとがき

 日本に暮らしていると、物事が隅から隅

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SFの原初的な力とシリアスな世界観、中国SFの現在地/鏡明『三体』書評

SFの原初的な力とシリアスな世界観、中国SFの現在地/鏡明『三体』書評

11万部(電子版含む)のベストセラーとなり、10月には著者の劉慈欣氏の来日も控えている『三体』。 SFマガジン2019年10月号掲載の鏡明氏による本作の書評を掲載いたします。(編集部)

SFの原初的な力とシリアスな世界観、中国SFの現在地
鏡明

 わたしにとって、『三体』は最も読みたい作品の一つだった。翻訳書で初めてヒューゴーを得たというようなこともその理由の一つだが、それ以上に、現在の中国S

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