見出し画像

※募集は締め切りました※【この夏、絶対に見逃してほしくない1冊です】青春SFの新たな金字塔! 7月刊高野史緒『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』【ゲラ読み書店員さん募集】

2023年7月下旬に、高野史緒『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』をハヤカワ文庫JAより刊行いたします。
本作は、著者の出身地である茨城県土浦市にかつて実際に飛来した巨大飛行船・グラーフ・ツェッペリン号の記憶と、自分が生きる世界へのかすかな違和感を持つ男女の奇妙な邂逅を描く物語。
『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』『なめらかな世界と、その敵』につづく青春SFの新たな金字塔になる作品です!

刊行に先立ち、ゲラ読み書店員さんを募集します! ご興味ある方は是非ページ下部のお申込フォームもしくは早川書房営業担当者までご連絡ください。
※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございます!(7.6時点)

『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』
※イメージ画像

◆あらすじ

日常にかすかな違和感を感じている夏紀と登志夫。二人をつなぐ巨大な飛行船とは?

月や火星開発が進みながらも、インターネットが実用化されたばかりの2021年。茨城県土浦市に暮らす高校2年の藤沢夏紀は、発売直後のWindows21をインストールするために夏休みのパソコン部室に立ち寄った帰り、奇妙な既視感を体験する。そして夏紀にはなぜか、1929年に霞ヶ浦で墜落したはずの飛行船「グラーフ・ツェッペリン号」を幼いころに見た記憶があった。トシオという少年と一緒に。
宇宙開発は発展途上だが、量子コンピュータの開発・運用が実現している2021年。夏休みのアルバイトで土浦の光量子コンピュータ・センターを訪れた東京大学2年の北田登志夫は、世界各地で量子コンピュータや重力波望遠鏡が不調を起こしていることを知る。そして登志夫にはなぜか、幼いころに土浦で「グラーフ・ツェッペリン号」を見た記憶があった。ナツキという少女と一緒に。
夏紀は開通したばかりの電子メールを試そうと自分宛てにテストメールを送る。問題なく返ってくる電子メールに安堵して気の向くまま自分宛てのメールを送っていると、思いがけない返信を受け取り……。

◆社内から絶賛の声!

夏、飛行船、少年と少女、世界の運命。
2023年の青春SFはこれで決まり。

SFマガジン編集長・溝口力丸

編集者3年目にして、ものすごい傑作青春SFを担当してしまいました。

担当編集・金本菜々水

高野史緒さんを担当して28年、ここで最も瑞々しい作品をお書きいただけるとは!?

シニアエディター・塩澤快浩

この懐かしさと切なさはなんだろう。ふたりの世界の秘密が明かされたとき、私はこれから夏になるたびこの本を思い出すだろうと思いました。

プロモーション担当・中野志織

◆著者紹介

高野史緒(たかの・ふみお)
1966年茨城県生まれ。お茶の水大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1995年、第6回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作の『ムジカ・マキーナ』(ハヤカワ文庫JA)で作家デビュー。『アイオーン』『ラー』『赤い星』(以上、ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)などの歴史改変SFで高い評価を得る。2012年、ドストエフスキーの名作の続篇という体裁の幻想ミステリ『カラマーゾフの妹』で第58回江戸川乱歩賞を受賞。近作に『翼竜館の宝石商人』『大天使はミモザの香り』『まぜるな危険』など。

◆申し込み・お問い合わせ先

弊社営業担当者へご連絡いただくか、下記のフォームよりお申し込みください。
※こちらのご応募は書店員の方のみとさせていただきます。

お申込いただきましたら随時発送いたします。
※編集中のため、修正前の誤植等がある場合もございますがご容赦ください。

◆ご感想をいただける場合には

ゲラのご感想をいただける場合には、2023年7月14日(金)をいったんの〆切とさせていただきます(それ以降にお送りいただける場合も大歓迎です)。

◆本書の情報

高野史緒『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』(ハヤカワ文庫JA)
予価:1,034円(税込) ISBN:9784150315559
初版予定日:2023年7月19日(水)

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!