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『ザリガニの鳴くところ』2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位受賞!

早川書房より2020年3月に刊行いたしました『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ著/友廣 純 訳)が、この度、2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞いたしました!

ザリガニの鳴くところ

本屋大賞は、書店員の方の投票だけで選ばれる賞です。過去一年の間、書店員の方が読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
そして今年、『ザリガニの鳴くところ』が多くの書店員の皆様からご投票いただき、栄えある翻訳小説部門の第1位に輝きました。

受賞に際して、アメリカ、ノース・カロライナに住む著者のディーリア・オーエンズさんより、メッセージをいただきました!


4月14日より、全国の書店にて「本屋大賞翻訳小説部門第1位」受賞帯のついた書籍が店頭に並びます。ぜひ、ご一読ください!

■本書のあらすじ

~全世界1,000万部突破! 2019年・2020年アメリカで一番売れた小説~
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……
みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

▽試し読みはこちらから

■著者プロフィール

ディーリア・オーエンズ(Delia Owens)
ジョージア州出身の動物学者、小説家。ジョージア大学で動物学の学士号を、カリフォルニア大学デイヴィス校で動物行動学の博士号を取得。ボツワナのカラハリ砂漠でフィールドワークを行ない、その経験を記したノンフィクション『カラハリ──アフリカ最後の野生に暮らす』(マーク・オーエンズとの共著、1984年)(早川書房刊)が世界的ベストセラーとなる。現在はアイダホ州に住み、グリズリーやオオカミ、湿地の保全活動を行っている。70歳で執筆した本作が初めての小説である。

■書誌情報

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ 友廣純訳
定価:2,090円(税込)
ISBN:9784152099198
四六判並製

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▽キノベス!2021 第2位受賞『ザリガニの鳴くところ』訳者の友廣純さんの受賞スピーチ






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