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10月6日(金)🍁刊行予定『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』🌊(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)登場キャラクター👫とゲーム🍄を一挙ご紹介!

早川書房から、ゲーム制作に青春をかけた二人の友情の物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』(ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳)を10月6日(金)に刊行します。
著者は、『書店主フィクリーのものがたり』では小さな島の書店を舞台にし、本屋大賞翻訳小説部門を受賞したガブリエル・ゼヴィン。『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』では一転、ゲームクリエイターの世界を描きます。早川書房が贈る、2023年最高の翻訳エンタメ小説です。こちらのnoteでは、小説『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』に登場するキャラクターと、小説の中に出てくる懐かしいゲームたちを一挙にご紹介します!


◆あらすじ

 セイディはゲーム作りを学んでいるMITの学生。才能はあるものの、なかなか周囲からは理解されない。ボストンでのある寒い冬、セイディは幼馴染でハーヴァード大学に通っているサムに再会する。二人は昔、サンフランシスコの病院の待合室で一緒に〔スーパーマリオブラザーズ〕をプレイした仲だった。セイディのゲーム制作の天賦の才を見抜いたサムは、一緒にゲームを作ろうと彼女を誘う。苦労の末、二人ではじめて完成させたゲーム〔イチゴ〕は瞬く間に成功を収め、二人は一躍ゲーム界の寵児となる。

 だが、自分の作りたいゲーム作りをしたいセイディと、商業面でのプロモーションに長けたサムは、次第に溝を深め、すれ違いを重ねていき二人の仲は雲行きが怪しくなっていく。

 そんな中、セイディとサムをある悲劇が襲うが……。

 ゲーム作りを通してつながる男女の三十年近くにわたる、最高にエモーショナルな奇跡の物語。

◆登場するキャラクター

セイディ・グリーン
ビヴァリーヒルズ育ちのお嬢様。ユダヤ系アメリカ人。MIT(マサチューセッツ工科大学)の情報科学科に通う優秀な学生。大学ではゲーム作りを学び、指導教官に才能を見出される。

サム・メイザー
ハーヴァード大学数学科で学ぶ学生。父親は白人系アメリカ人で、母親はコリア系アメリカ人。幼い頃、母が運転する車に一緒に乗り、交通事故に遭って母を亡くす。サム本人も脚に一生残る怪我を負い、病院に入院中、姉のお見舞いに来ていたセイディと知り合う。ロサンゼルスのコリアタウンでピザ店を営むコリア系の祖父母に育てられる。

マークス・ワタナベ
ハーヴァード大学の学生でサムのルームメイト。父親は日本人で投資会社を経営し、母親はコリア系アメリカ人で、東京の大学でテキスタイルデザインを教えている。東京のインターナショナルスクールに通い、恵まれた環境で育った心優しき青年。ゲーム制作をするセイディとサムを支える。

ドーヴ・ミズラー
イスラエル出身のゲームデザイナー。MITでゲーム制作を教え、ゲーム業界ではカリスマ的存在。いち早くセイディのゲーム作りの才能を見出す。

◆作中に出てくる思い出のゲーム一覧

『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』はゲームに全く興味がなくてもじゅうぶん楽しめる小説ですが、ゲーム好きなあなたに、作中登場する作品を一挙にご紹介いたします。

メタルギア ソリッド
スーパーマリオブラザーズ
ドンキーコング
ゼルダ
モータルコンバット
ストリートファイター
ダンジョンズ&ドラゴンズ
スペースインベーダー
キングズクエストⅣ
クロノ・トリガー
鉄拳
ウルフェンシュタイン3D
テトリス
ダックハント
オレゴン・トレイル
フロッガーetc.

◆著者紹介

ガブリエル・ゼヴィン
1977年生まれ。ハーヴァード大学卒。2005年『天国からはじまる物語』で作家デビュー。2014年に『書店主フィクリーのものがたり』を刊行。数カ月にわたってニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにランクインし、40以上の言語に翻訳され、2016年には日本で、本屋大賞の翻訳小説部門の第1位を受賞した。2022年に発表した本作は、サンデー・タイムズのトップ10ベストセラーに入り、Amazonの2022年のベストブックに選出され、2023年の現在も毎週ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りをしている。

Photo © Hans Canosa(禁転載)

◆訳者紹介

池田真紀子
翻訳家。上智大学卒業。訳書にE L ジェイムズ『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、チャック・パラニューク『ファイト・クラブ〔新版〕』『サバイバー〔新版〕』、アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング〔新版〕』(以上早川書房刊)、アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』(光文社古典新訳文庫)、ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター』、ミン・ジン・リー『パチンコ』(文春文庫)ほか多数。

◆書誌情報

タイトル:トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
著訳者:ガブリエル・ゼヴィン/池田真紀子訳
価格:2,420円(税込)
発売日:2023年10月6日(金)
判型:四六判並製

2016年、本屋大賞翻訳小説部門を受賞した、同著者の『書店主フィクリーのものがたり』は、文庫で絶賛発売中です!



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