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【12/20発売】第11回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作、矢野アロウ『ホライズン・ゲート 事象の狩人』

第11回ハヤカワSFコンテスト大賞を射止めた、矢野アロウ『ホライズン・ゲート 事象の狩人』が12月20日(水)に発売となります。本作は、ブラックホール相補性時間SFを巧みに絡めた世界観、詩的な小説表現が高く評価され受賞にいたった期待作です。

矢野アロウ
『ホライズン・ゲート 事象の狩人』

定価:2090円(税込)/四六判並製/早川書房
装画:たけもとあかる 装幀:坂野公一(welle design)


〈最終選考委員の講評〉
人類の来歴との結び付きまで匂わせる匙加減がうまい。
――小川一水(作家)
ラブロマンスで、ハードSFで、脳科学で、私の好きなものが詰まっている。
――菅浩江(作家)

〈STORY〉
宇宙連邦創成期に発見された十五兆標準太陽質量の超巨大ブラックホール〈ダーク・エイジ〉。それが人工物であるらしいことをつきとめた連邦の科学者たちは、地平面探査基地プラットフォーム〈ホライズン・スケープ〉を建設し特異点の調査を開始する。分断された右脳に伝説の祖神を宿すヒルギス人の狙撃手・シンイーは、過去・現在・未来を見通す力を持つパメラ人の少年・イオとともに、別の宇宙へと続く〈ゲート〉の探索を続けている。時空のゆがみにより周囲の時間からそれぞれに取り残されていく二人を襲撃するものの正体とは?

ご予約はお近くの書店、または各ネット書店にて。12月20日発売です!


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